民主党政権の悪夢の原因の一つとして、科学的、法的、財源的、何の根拠にも基づかない政策、そして危機管理がありました。いわば、思いつき、場当たり的、口から出まかせ、場の勢い、カッコつけ、前政権の否定だけ・・・から生まれた数々の政策です。彼らはこれを政治主導と思っていたようです。
それは、財源の根拠を持たないマニフェスト→記事 にはじまりました。
・前原国交大臣による八ッ場ダムの中止→記事
これまでの経緯、現場の住人の苦悩を無視したカッコつけだけの言うだけ番長。
野田政権で工事再開が決まり、現場住人に大きな負担を強いただけでした。
・前原国交大臣によるJALタスクフォース「チーム前原」→記事
民間企業のJALに前原氏個人が主宰する経営再構築チームが投入されました。
このスキームに法的根拠がないことを多くの有識者が指摘しています。
・蓮舫氏による事業仕分け→記事
専門知識を持たない素人が役人を問い詰めて快哉を叫ぶだけのパフォーマンスにおわりました。
・鳩山総理による沖縄・普天間基地移転→記事
「最低でも県外」「腹案がある」「トラストミー」全て嘘でした。
・鳩山イニシアチブ「温室効果ガス25%削減」→記事
国連気候変動サミットにおいて、鳩山総理ができもしない約束をしてきました。
・赤松農林水産大臣の「だから早く殺せって言ってるのに」口蹄疫→記事
口蹄疫の恐ろしさも知らずキューバへ外遊。
現場の苦労を知ろうともせず、怒鳴り散らすだけの危機管理でした。
・菅総理による諫早湾干拓の上告断念。「堤防の5年間開門」決定→記事
その根拠は「わたしなりの知見」。司法を巻き込んでの混乱は今も続いています。
「僕は原子力に強いんだ」と余計な口ばかりを出した菅総理→記事
パニックが起こるからとSPEEDIを隠蔽した細野内閣総理大臣補佐官→記事
現場を無視した連続7時間放水指示で放水車を壊した海江田経産大臣→記事
3キロ→10キロ→20キロ 科学的根拠に基づかない同心円の避難地域の拡大→記事
1万人→5万人→10万人 キリのよい数字を並べ根拠のない自衛隊の動員→記事
・細野環境大臣が決めた年1ミリシーベルトの除染基準→記事
科学的根拠がない決定により、復興にかかる時間もコストも膨大になりました。
・菅総理による中部電力に対する浜岡原発停止の要請→記事
一企業に対する法的根拠もない停止要請が総理の名のもと実施されました。
・法的根拠のない組織の乱立→記事
民主党政権を通じて、役にも立たない法的根拠のない組織が乱立しました。
組織をつくれば仕事ができた気になっていたようです。
よくもまぁ、こんな口だけの無知で無能な人たちが政権を握って日本のかじ取りをしていたものです。
菅氏、枝野氏、前原氏、細野氏、蓮舫氏、赤松氏、海江田氏、安住氏・・・。ほとんどが現在も国会議員の座にあり、ほとんどが立憲民主党の役員であり主要メンバーです。
あれ?小沢氏の名前がありませんね。
小沢氏を褒めるわけではありませんが、出自が、経歴が全く違うのです。上記の人々は元々民主党。サヨク的な口だけの議員が板についているのです。小沢氏は自分の持つ権力を十分認識しながら、着実に振り回すタイプです。昔の自民党において幹事長を務めたほどの重鎮、政治家としての基礎はしっかり持っていて、できないことは口にしていないということだと思います。逆に言うと、他の方達は政治家の基礎ができていないってことでもあります。小沢氏はサヨクに宗旨替えして民主党と一緒になりましたが、ここまで無能と言うことはわからなかったのでしょう。それどころか、政権交代の立役者の大恩人である小沢氏を、手のひらを返したように悪人扱いして排除しようとさえした恩知らずのサヨクたちでした。まぁ、小沢氏本人の人を見る目がなかったわけです。
とにかく、今の立憲民主党の首脳たちがパフォーマンス中心の無能な政治素人であることが、よくお分かりいただけると思います。
しかし、マスコミは彼らのことを、あたかも有能な政治家のように報道して庇うのです。その理由は、もし彼らの本質を報道し不祥事を追及して落選してしまうと、安倍政権に対抗する反日サヨク政治家が皆無になってしまうからではないでしょうか?そうすると、改憲議論が進み、日本がどんどん右傾化して普通の国になってしまう。それは困る!と思っているのでしょう。だから、マスコミは野党の失言、不祥事に対し「報道しない自由」を行使する反面、国会質問の名場面。都合のよいところばかりを切り取って報道するのです。それによりネットを知らない国民が騙されてしまうのです。「枝野さんはがんばっている。」「蓮舫さんは厳しく追及している」などと・・・。
そして、それ以上にたちが悪いのは、議員本人もそのことを分かった上で、やりたい放題の言動しているってことなのです。
ここには、もう一つ問題が隠れています。それは野党に若手が育っていないということです。野党の支持率は低下傾向です。議席も減少方向です。でもいつ見ても同じような顔ぶれ。どういうことなのでしょう?ベテランばかりが当選し、若手のチャンスが少ないということなのだと思います。これは野党にとって、じわじわ弱体化している要因になっていくと思います。
マスコミが野党のダメさを報道しない、野党が自分を甘やかしてズルズル辞めない。いつまでも同じ顔ぶれで反アベばかりしている。これでは。結果として若手が育たずに野党の将来をつぶしていることになるのではないでしょうか?自分の首を自分で絞めているだけです。とはいえ、彼らは自分が当選することを最優先、党の存続などどうでもいいと考えているようですから、仕方がないのかもしれません。次の選挙、その次の選挙で大きなブーメランとなって帰ってくると思います。
民主党・民進党から希望の党、無所属から自民党会派入りを決めた細野豪志氏は2019年のツイッターでこんなことを呟いています。
安全保障や社会保障など本質的問題で与野党が協議し成果を出すプロセスがあれば、本格派の野党議員が育つと思います。
— 細野豪志 (@hosono_54) November 12, 2019
前原さんたちは若手の時にそうした場面に恵まれ、結果を出した。
能力と情熱を持った若手の野党議員は多いのに、批判以外の場で活躍する場があまりに少ないと思います。 https://t.co/lYIuPYk2g9
民主党政権で悪夢の張本人の一人、山本モナ氏との不倫路チューで名を馳せ、選挙に落ちたくないから、いち早く希望の党の立ち上げに加担、その後希望の党を崩壊させた後、自民党に逃げ込んだ卑怯者が何を言うのでしょう。
まっとうな野党が育っていないのは、ご自分らの責任でしょうに・・・。まるで他人事です。
こんな議員ばかりだから、まっとうな野党も、まっとうな若手も育っていないのです。