民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

06:菅内閣③-m:菅おろし劇場の開幕

◇節約の夏。日本の夏。

霞が関では、菅総理が辞める辞めないと茶番劇を繰り広げていましたが、巷では夏をどう乗り切ろうかと節電がクローズアップされていました。原発再稼働の道が閉ざされた中、冷房による電力が跳ね上がる夏に向けて、あの手この手の節電対策がマスコミを通じて…

◇再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法=FIT法

「再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」、略称は「再生可能エネルギー特別措置法」、「FIT(Feed-in Tariff)法」は、2011年8月26日に参議院本会議で可決され、その午後に菅総理は退陣を表明します。菅総理が執着したこの法律は、2012年7月1日…

◇「顔見たくないなら法案通せ」再生可能エネルギー法案にご執着

さて、この騒動の間東日本大震災はほったらかしです。そして菅総理が延命に執着する新たな利権が見えてきました。再生可能エネルギーの買い取りを電力会社に義務付ける再生可能エネルギー法案です。 鳩山総理との覚書や民主党代議士会では、復興基本法案と第…

◇海外メディアからも菅内閣に批判が

この一連の騒動に海外メディアも反応しました。「混乱の15か月を終わらせる」「国民とのコミュニケーション能力不足」「政治実行力の不足、リーダーシップ不在、危機管理の失敗」と厳しい言葉が続きます。日本の首相はなぜ短命なのかに韓国メディアが「ポピ…

◇不信任賛成の勇気あるたったの二人

あらかじめ党幹部から賛成したら即除籍と告げられていたからでしょうか?賛成に回ったのは二人だけした。松木謙公氏(衆・北海道12区)と横粂勝仁氏(衆・比例南関東)です。両氏は、民主党を除籍処分となりました。 松木氏は賛成に投票後、涙を流しています…

◇空き缶総理の「辞める辞める詐欺」

内閣不信任案は菅の奸計によって否決されました。まんまと、これにひっかかった鳩山氏は、菅総理を「ペテン師」と罵り、悔しさをにじませます。 朝日新聞です。 鳩山氏「約束守れなかったらペテン師」 菅首相を批判 2011年6月3日 ・・・(略) 「昨日は内閣…

◇だまされるルーピー鳩山、だまされるマスコミ

そこで動いたのが、前総理のルーピー鳩山氏です。午後には採決が行われる6月2日午前、鳩山氏が菅総理と会談します。菅・鳩会談です。そこでは覚書が交わされました。 ▶菅・鳩山会談の覚書 一、民主党を壊さないこと 二、自民党政権に逆戻りさせないこと 三、…

◇野党の内閣不信任案

菅政権の東日本大震災への対応に業を煮やした自民党総裁の谷垣氏は、2011年6月1日、公明党、たちあがれ日本の野党3党で菅内閣の不信任案を衆議院に提出します。 その全文を衆議院のページから転載します。菅おろしの理由が的確に無駄なく表現されています。 …

◇参議院議長西岡武夫氏による退陣勧告

民主党の良識と言われる参議院議長がいました。西岡武夫氏です。もともと自民党でしたが、新自由クラブ、自民党、新進党、自由党、民主党と渡り歩いてきています。当初は民主党に不参加を表明していたようです。水が合わなかったのだと思います。参議院で議…

■菅おろし劇場の開幕

遅々として進まない東日本大震災の復興。その原因は、無能な内閣にあることは国民も感じはじめていると感じていました。いろいろな組織をつくったのはいいのですが、そのお偉いさんや関連閣僚、専門家が毎日テレビで記者会見するばかりで、現場の様子が一向…