民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇だまされるルーピー鳩山、だまされるマスコミ

そこで動いたのが、前総理のルーピー鳩山氏です。午後には採決が行われる6月2日午前、鳩山氏が菅総理と会談します。菅・鳩会談です。そこでは覚書が交わされました。

f:id:hate_88moshi:20190224215108p:plainf:id:hate_88moshi:20190224214635p:plain

 ▶菅・鳩山会談の覚書

 一、民主党を壊さないこと

 二、自民党政権に逆戻りさせないこと

 三、大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと

   ①東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する

    法律案(復興基本法案)の成立

   ②第2次補正予算の早期編成のメドをつけること

f:id:hate_88moshi:20190224213500p:plain

 第一項の民主党を壊さないこと」に少し感銘を受けます。鳩山氏にとっては、民主党それは、大事な大事な宝物だったのでしょう。菅総理にとって民主党は最早どうでもよくって、自らの延命のために鳩山氏のピュアな思いを利用したと感じられます。

日本政府が韓国政府に騙されてきたようなものだと改めて思いました。(笑)

何度も繰り返しますが、民主党には綱領がなく選挙目当ての烏合の衆です。その党に愛着などない議員がほとんどです。その証左に、民主党を引き継いだ民進党は、自らの当選を求めて希望の党へと押し寄せ、結果海の藻屑となりました。

ただ鳩山氏にとっては、民主党は自らが代表を務め、政権交代を果たしたかけがえのない宝物であったに違いありません。「壊さないで!お願い!菅総理そう涙を浮かべて懇願する少女マンガのようなシーンを想像してしまいます。

▶菅さん、辞めてくれるね・・・

さらに鳩山氏は、「復興基本法案と第2次補正予算の早期編成のメドをつけること」で菅総理に辞任を求め、菅氏が了承したと鳩山氏自身が納得しました。

そして、不信任案採決直前である民主党代議士会で、鳩山氏がこの覚書の文書と経過を明らかにしたのです。

これを機に、空気は否決へと変化しました。日経新聞です。

民主党代議士会での発言要旨

菅首相 「党を壊さない」 鳩山氏 「一致して行動を」2011/6/2

民主党代議士会での菅直人首相と鳩山由紀夫前首相の発言の主な内容は次の通り。

菅首相

私の不十分さに対して、みなさんに迷惑をかけることをおわびしたい。3つのことにしっかり取り組んでいく。

1つは東日本大震災からの復旧・復興と福島第1原子力発電所事故の対応に全身全霊をあげて最大限努力する。

2つ目は民主党を決して壊さない、壊してはならない。その根本に立って行動する。

3つ目は自民党に政権を戻すことがないようしっかり対応していく。

復旧・復興の中で首相という極めて重い立場に立ち、責任をしっかり果たさなければならない。この大震災に取り組むことに一定のメドが付いた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代のみなさんに責任を引き継いでいただきたい。一定のメドが付いた段階での若い世代への引き継ぎを果たす。一致団結の行動で内閣不信任案を否決してくれるようお願いする。

民主党が一致団結してしっかりと政権を担当し、次の世代に備えるために、不信任案を否決し、その間、私に先頭に立たせてもらいたい。

【鳩山氏】

首相が重大な決意を表明したと理解する。代議士会に先立ち首相と会談し「一定の仕事を果たしたあかつきに職を辞してほしい」と申し上げた。復興基本法案を成立させることと、2次補正編成のメドを付けたあかつきに身を捨ててほしい。首相と鳩山の間で合意した。ここは国難のときだ。一致して行動してほしい。

https://www.nikkei.com/article/DGXDASFS02017_S1A600C1EB2000/(日経) 

これを持って内閣不信任案は否決されるのです。

この時の原口一博氏の手のひら返しの態度豹変はネット上の語り草です。

f:id:hate_88moshi:20190224213917p:plain

会談前:明日、不信任案を野党がだしたといえども賛成します

会談後:野党の不信任案にのるなんて邪道

まぁ、この騒動を端的に表現している方です。この方、人間的に私は信用できません。

 こうして、内閣不信任案は否決。号外も出ました。「菅首相辞意」と言葉がむなしく躍ります。

f:id:hate_88moshi:20190224213630p:plain
不信任案の結果について日経新聞からです。 

菅内閣不信任案は否決 賛成152、反対293 2011/6/2

内閣不信任決議案の採決結果

投票総数           445

賛成                  152

反対                  293

欠席・棄権        33 (定数480、欠員1、議長は投票せず)

衆院は2日午後の本会議で、自民、公明、たちあがれ日本の野党3党が提出した内閣不信任決議案を否決した。菅直人首相が採決直前に、東日本大震災への対応に一定のめどがついた時点で退陣する意向を表明したことで、民主党内からの大量造反はなかった。首相の退陣の時期や「ポスト菅」の行方、政権の枠組みなどはなお不透明で、政局の混乱が収束する見通しは立っていない。

不信任案の採決結果は賛成152票、反対293票、欠席・棄権は33だった。1日まで賛成を表明していた民主党鳩山由紀夫前首相は2日午前の首相との会談を受けて反対票を投じ、小沢一郎元代表は欠席した。元代表の支持グループは自主投票とした。

採決に先立ち、首相は2日昼、国会内で開いた民主党代議士会で、これまでの政権運営に「不十分な点があった」と謝罪。(1)東日本大震災の復旧・復興、東京電力福島第1原子力発電所の事故の収束に全力を挙げる(2)民主党を壊さない(3)自民党に政権を戻さない――を「行動の基本」と説明。震災対応に「一定のめどがついた段階で若い世代に責任を引き継いでいただきたい」と表明した。

・・・(略)

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0202D_S1A600C1000000(日経)

f:id:hate_88moshi:20190224214202p:plain

内閣不信任案は、国会会期中一度しか出せません。それがルールです。なので否決してしまった以上、菅総理を辞めさせる手段がないのです。菅総理は国会を延長すれば、それだけ総理の座を保つことができるのです。

なので、ここで内閣不信任案に反対票を入れた民主党議員を許すわけにいかないのです。

次へ→   目次へ→