05:菅内閣②
ここまで、東日本大震災の民主党政権の対応を見てきました。自衛隊、トモダチ作戦、そこにはいくつもの感動の物語がありました。しかし菅政権に関しては皆無と言っていいほど、その手の感動話がありません。出てくるのは、「現場の邪魔してる」、「口だけで…
当時の混乱ぶりと菅直人氏の性格がわかるので、ちょっと詳しく取り上げます。 これも政権が議事録をとっていなかったために起こった混乱でもありました。 なので何が正しいのかは、今となってはわかりません。 ・民主党政権側のシナリオ:「海水注入をすると…
調べていると事故調査委員会という性格の組織が四つも動いていたことがわかりました。 法律の基に国会に設置された「国会事故調」、菅内閣に設置された「政府事故調」、東京電力がつくった「福島原子力事故調査委員会」、民間の方が独自に調査した「民間事故…
震災から3か月たっても、復興は一向に進んでいない感じでした。福島原発が収束しないせいもあるのですが、進まぬ復興と何もできない自分に苛立ちとあきらめに似た沈鬱な空気が、当時の日本全体を覆っていたような気がします。 その頃の報道で、しっくりした…
さて、野党の自民党はさぞかしもどかしい気分だったとお察しします。動きたくても権力がないのです。 「俺たちならこう官僚を使う」、「東電に対してそれはアカン」そんな思いが行き来しながら現実を何とかしなければいけない。とにかく野党も与党もない。全…
この震災にあたっては、多くの国から暖かい支援、義援金が贈られてきました。感謝です。多くの救援隊・救助隊も駆けつけてくれました。外務省2011年6月6日の広報です。 図に関しては、後日アップデートされています。 世界が日本に差し伸べた支援の手~東日…
民主党政権による震災対応。菅総理、枝野幹事長、岡田氏、海江田氏、仙谷氏、蓮舫氏、辻元氏、細野氏、安住氏・・・、多彩なキャラクターを抱えている民主党政権には、数々の笑えない話がありました。 民主党政権、おかしな大臣たちのおかしなエピソード。東…
大きな災害が起きる時ほど、天皇陛下がおられることにありがたさを感じます。東日本大震災では特にそう感じた方も多いと思います。 菅直人政権は、福島第一原発の事故を受けて当時の天皇陛下・皇后陛下、皇室のみなさま方を京都へ避難させようと画策していた…
東日本大震災において、被災地の人々を支えたのは、あれこれ口だけで自分の手柄を語る民主党政権の大臣たちではありません。 アメリカ軍と自衛隊。現場で泥まみれになって救援活動に尽くしてくれた方々でした。 国民の一人として最大限の感謝と敬意をおくり…
東日本大震災が起きた当時の、原子力の安全規制を行う組織を整理しておきます。 原子力安全・保安院: 経済産業省の外局である資源エネルギー庁の特別の機関 安全確保のための規制を一次的に行う 院長 寺坂信昭:2009年7月 - 2011年7月 原子力安全委員会: …
物資が届かない。あれだけの災害で、あれだけの広範囲でした。自治体の機能が完全に失われた地域もあり、阪神大震災とは違った困難さがありました。また福島第一原発事故が発生したことで、政府の力が分散してしまったこともあります。その中で企業、自衛隊…
東日本大震災での民主党政権の対応は、隠蔽だらけといってもよいと思います。民主党政権が日本を救う、菅総理がヒーローになるというシナリオから外れてしまう都合の悪いことは隠蔽に走ったのです。震災当初「なんとかなるさ」と甘く見て夢物語を描いていた…
東日本大震災で「あと2年できる」とつぶやいた菅総理は、正義のヒーロー気分で俄然張り切りだします。そして自分のシナリオ通りにならないと周囲を怒鳴りちらすのです。 夕刊フジの記事にここまで書かれています。 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「菅首相…
日本大震災、この震災の最大の不幸は、民主党政権だったこと。私はそう断言します。 外国人献金問題で窮地に追い込まれていた菅総理は「俺が救国のヒーローになるんだ!」と俄然張り切ります。枝野幹事長、蓮舫氏、民主党の大臣たちが「私達が日本を救うのよ…
この内閣の期間中、一番起こってはいけないことが起こってしまいました。東日本大震災です。 あの震災が起こった2011年3月11日、その日の私の「iza!・イザ!」のブログです。 少々言葉が大人げないのはお許しください。 子供内閣の危機管理。一番おきて欲し…