大事な情報をぽろぽろ漏らすのも民主党政権の特技です。情報の軽視が、はなはだしいです。
【主な情報漏えい事件】
・馬淵国交副大臣による個所付けの地方自治体への事前連絡→記事
・鹿野農水大臣・筒井農水副大臣による中国スパイへの機密文書漏えい→記事
上記の情報漏えいに関しては、民主党議員が積極的に関与しているものばかりです。
なぜ民主党の議員が情報漏えいをするのかを考えると次の3つが考えられます。
①情報を軽視している=本当の価値を理解していない
=漏えい時の影響を想像できない
②政治主導だから何をやってもいいと思っている
③漏らす相手に喜んでもらえる=自分にメリットが返ってくる
この情報漏えいの下手人を見ると、どちらかというと小物ばかりです。素人大臣で不慣れだからとの言い訳もきかれました。しかし政権は国を支える仕事です。職場研修OJTをしている暇はないのです。素人が大臣をしてはいけない。そんなことがわからなかったのが民主党政権です。
基本は、ええかっこしぃなんでしょう。
「僕こんな情報持っているんだ、欲しいかい?欲しいだろ!僕ってすごいだろ!ねっねっ」と政権にいる自分のポジションを相手に誇示するとともに、自分に陶酔しているわけです。そこに利害関係が生じる時もあるでしょう。するとスパイ事件に発展します。
もう一つ情報漏えい事件がありました。
・尖閣諸島中国漁船衝突事件の海上保安官によるビデオ情報の漏えい→記事
これは一色海上保安官による漏えいです。民主党政権としての情報管理の問題です。
このビデオが漏えいすれば、自らの政権にダメージを与えるだけでなく、中国の面子をつぶすことになり、大きな叱責を中国からもらうことは間違いありません。
それでも菅政権は、何の措置も行わなかったようです。
「映像は船上のパソコンで、職員ならほぼ誰でも見ることができた」
隠蔽するわりには、現場は呑気と言うか、野放しというか?
「俺が隠蔽」と指示すれば、みんなついてくる、「ビデオを漏らす奴などいない。万が一漏らされてもテレビ局に手を回せる。」くらいに考えていて、ネットで拡散するなど眼中になかったのでしょう。というか、仙谷氏も馬淵氏も自分の周りの出来事を処理するだけで精一杯、気が回らなかったのでしょうね。
こればかりは、民主党政権が無能でよかったです。一色さんありがとう。