尖閣諸島中国漁船衝突事件に関して、中国からレアアースの禁輸が発表されたのが2010年9月23日のことでした。これに対し産業界は、レアアースの代替素材を必死になって探し始めたであろう矢先の11月中旬、民主党政権の大畠経済産業大臣は、とんでもないことを言い始めるのです。
「レアアースの代替素材は中国と共同研究で開発する」と記者会見で発言するのです。
「はぁ?」開いた口がふさがりません。日経新聞からです。
レアアース代替素材「中国と共同研究」 経産相 2010/11/16
大畠章宏経済産業相は16日午前の閣議後記者会見で、「中国とレアアース(希土類)の代替材料やリサイクル技術を共同研究したい」との意向を示した。アジア太平洋経済協力会議(APEC)開催中の13日に張平・中国国家発展改革委員会主任と会談した際に、伝えたことを明らかにした。
経産相はレアアースの荷動きについて「未確認だが、少し変化が出てきているとの情報もある」と説明。19日には企業に現状の様子を聞いたアンケート結果を発表する。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1600K_W0A111C1NN0000/(日経)
どこまでも媚中な民主党政権なのです。
2019年夏、韓国に対しホワイト国を外し、フッ化水素などの輸出を厳格化して対峙した安倍政権との差がはっきりわかります。