民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■G8サミットでのぼっち体験

鳩山氏が「トラストミー」でオバマ氏との米国関係を壊しルーピーと呼ばれ、小沢氏が中韓に媚びる政治を行いましたが、菅総理も欧米との関係をないがしろにし、中韓に跪く政治を踏襲しました。総理就任早々意気揚々とカナダのムスコカ・サミットに参加したまでは良かったのですが・・・。

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読売新聞からです。

菅首相ぽつん、外交苦手克服へ準備したのに 2010/06/27

就任3週間となる菅首相が、25日に開幕した主要8か国(G8)首脳会議(サミット)で

外交デビューを果たした。これまでの政治生活で海外との接点が少なかっただけに、首相は周到な準備で国際舞台に臨んだが、さっそく「新参者」の悲哀も味わっているようだ。

*溶け込めない*

25日昼下がり、サミット会場のリゾートホテルの庭で、それは起きた。集合写真の撮影を終えたG8首脳らは、オバマ米大統領らを中心に談笑を始めた。ところが首相は一人だけ輪に入れず、笑みを浮かべてぽつねんと立ち尽くすだけ。首相同様、今回がサミット初参加のキャメロン英首相がすんなり溶け込んだのに対し、菅首相は言葉の壁などもあって一歩踏み出せなかったようだ。首相就任にあたって自ら「外交的発言が少ない」と認めたように、首相には「外交は苦手」(周辺)という意識があるという。最近の首相経験者が小泉純一郎安倍晋三福田康夫麻生太郎鳩山由紀夫の各氏とも、留学や海外生活を経験して外国人の知人も多く、外交問題一家言あったのとは対照的だ。

*専門家が指南*

首相は、鳩山前政権で副総理だったが、難航した沖縄の米軍普天間飛行場移設問題では積極的に関与せず批判を浴びた。しかし、「ポスト鳩山」を強く意識し始めた今春ごろには「誰が次の首相になっても日米関係の修復は大変だ」と周囲に語るなど問題意識を持ち始めた。めぼしい日米関係の専門家の評判を聞いて回るなど、苦手意識克服に向けた下準備を進めていた。

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100627-OYT1T00206.htm (読売・リンク切れ)

溶け込めない、ぼっちの日本の総理。なんて恥ずかしいのでしょう。

菅氏が個人的に外交が苦手なのは勝手にしてくださいですが、日本国総理が外交苦手だと苦しむのは国民なのです。国内では偉そうにしていますが、海外では存在感なし。まるっきりの内弁慶。その内幕を週刊ポスト2010年11月19日号が暴露しています。

菅首相の「外交嫌い」 サミットでの恐怖体験が発端との説 2010.11.09 10:0

尖閣問題や北方領土問題で全くリーダーシップの見えない菅直人首相。すっかり「外交嫌い」の噂も定着しつつある。

そんな菅氏の「外交嫌い」を決定づけたのが、総理としての“国際舞台デビュー”となった6月のサミットでの「恐怖体験」だった。

初日の昼食会ではオバマ大統領の隣の席で、ニコニコと神妙に振る舞っていた菅首相だが、もともと黙っているのは得意ではない。夕食会の席上、何も考えずに「時には中国をG8サミットに呼ぶことを考えてもよいのではないか」といってしまった。

事務方との事前の相談もなく、思いつきの提案だった。このような席では、一見、雑談に見えても、各国首脳は綿密に計算された発言をするものである。案の定、オバマ大統領はじめ7人の首脳たちは、菅首相の発言を完全に黙殺した。

菅首相の側近がこう語る。

「その沈黙の時間は恐怖と羞恥でたまらなくなったそうだ。迂闊な同意、相づちさえ決して許されない首脳外交の怖さを初めて知ったようだ」

いったん懲りると、気の小さい総理は必要以上に慎重になる。そのため、夕食会の後の各国首脳との会談には、当時の岡田外相が同席することになり、前代未聞の「保護者同伴サミット」となったのである。

以来、菅首相の首脳外交はケチのつきっぱなし。中国の温家宝・首相とは2回も会談が実現せずに挨拶程度の「懇談」となった。経験不足のままAPEC首脳会議でオバマ大統領、メドベージェフ大統領、胡主席らを迎え、ホスト役が務まるのかと考えたら夜も眠れないのではないか。かといって、今回ばかりは中国、ロシアに喧嘩腰の前原外相を首脳会談に同伴させるわけにもいかない。

「いっそのこと、中ロが参加しなければいいのに」なんて本気で考えていそうだから笑えない。

 https://www.news-postseven.com/archives/20101109_5289.html週刊ポスト

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