赤松口蹄疫の張本人・赤松農林水産大臣は、口蹄疫の流行が確認されてもキューバへ外遊しましたが、陛下が出席された植樹祭には口蹄疫を理由に退席しているのです。大臣としてでなく人間として疑問符がつきます。
2010年5月23日神奈川県で開かれた第61回全国植樹祭に天皇・皇后両陛下が御臨席されました。当日はあいにくの雨、それでも両陛下はお手植えされ、昼食会、障碍者施設の訪問などの御公務を熱心に行われています。それに比して、この大臣の対応は・・・。
赤松農林水産大臣は、21日の会見でこう発言しました。「天皇皇后両陛下がお見えになるのに、出ないということも、これはできませんので、式典だけ、私は出させていただこうと」と語り、お手植えの会場や昼食会を欠席しています。元社会党、赤の系譜のサヨクらしい敬意のかけらもなく陛下を見下した言い回しです。そして、その理由は「口蹄疫などの問題があるため」だそうです。
例年、植樹祭には農水相はもちろん、衆院議長や文科相、環境相が出席しますが、体調不良などのケースを除いて“職務”を理由に欠席した事例はないとのことです。
農水省のホームページでは、5月14日の記者会見で赤松氏がこんな発言をしているのが記録されています。
「今週はご存じのように、こんな状況、来週は、また植樹祭で、土日がつぶれちゃうとかですね…」
http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/100514.html(農水省)
陛下の行事よりも、口蹄疫よりも、自分の土日の休日が大事なのです。これが日本の大臣なのです。
「そんなに悪いことをした意識はありませんが」
さらに、この言葉が赤松氏の人となりをあらわしています。
2010年3月11日の衆議院・農水委員会の自民党・稲田朋美氏衆・福井1区)の質疑です。
2010年3月11日 衆議院・農水委員会
○稲田委員 はい。
今の大臣のお答えを聞いて、私も悲しいし、多分、日本全国の農家の方々は悲しいと思います。
というのが、一月四日、昭和四十年から、総理とともに農水大臣、当時の食糧庁長官も、ずっと伊勢神宮に参拝しているんです。毎年毎年伊勢神宮に参拝をいたしております。一回だけ、一月六日に参拝をされて、大島大臣が海外出張が入っていて行けなかったことがある。これは私は、農水省に確認をして、しようがないと思っておりますけれども。
奥様とグアム旅行に行かれる、それはいいですよ。でも、農家の代表として、伊勢神宮にアマテラスオオミカミが祭ってあって、稲作なんですよ、大事なことだから、昭和四十年からずっと毎年毎年、農水大臣、それから食糧庁長官、局長、それが日本の農家を代表して五穀豊穣を神様に願う、そういった謙虚な気持ちで参拝をしているわけですが、どうして行かれなかったんですか。
○赤松国務大臣 もともとそれは職務として行けという話は聞いたことがございませんし、私は前例もそんな調べるつもりもなかったので、もうただ単に純粋に、大臣就任以降一日も休みがない、女房にも大変苦労をかけたということで、元旦は皇居での公式な行事がございますので、それに出、それから五日の第一回目の閣議、これももちろんサボるわけにいきませんので、その間、全く行事が、日程が入っていなかった二日から四日を使って、二泊三日で、女房と二人で、それから子供も一人行きましたけれども、行ったということで、そんな悪いことをしたという意識はありませんが。
農林水産大臣として恒例の伊勢神宮参拝に、家族のグアム旅行を優先し、職務ではないからと欠席しています。大臣と言う地位に奢り、農林水産という職務なんてどうでもいいんですよ。これが民主党政権の大臣職に対する典型的な態度と見ていいと思います。
赤松氏は、現在(2019年)立憲民主党の議員で衆議院副議長の地位にあります。
神さま、どうか罰を当ててください。お願いします。