民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇菅の居眠り「天皇陛下御在位20年記念式典」

2009年11月12日国立劇場で開催された「天皇陛下御在位20年記念式典」において、式典実行委員会副委員長の菅副総理が居眠りをしていたことが国会で追及されています。

ちなみに実行委員長は鳩山総理でした。

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この時の菅総理の居眠りのビデオや画像を検索することはできませんでした。しかし、菅・居眠りで検索すると多くの写真が出てきます。

2010年4月、国会での自民党木村太郎氏(故人)の質問です。国会議事録からです。

2010421日 衆議院決算行政監視委員会

○木村(太)委員 次に入ります。

 菅財務大臣は副総理も兼ねているわけですが、私ども議員としては質問主意書というものも国会活動での一つの手段であるわけですが、この質問主意書、返ってくる答弁書が余りにも不誠実、あるいは聞いていることに答えていないというのを強く私は感じております。

 そこで、私は、昨年の天皇陛下在位二十周年の式典について、実行副委員長である菅大臣が天皇陛下の御臨席で居眠りをしていたというふうに指摘したんですが、それに対して答弁書はこのように返ってきているんですよ。「式典副委員長である菅国務大臣及び平野内閣官房長官、式典委員である各国務大臣内閣官房副長官等の政府の参列者は、式典挙行の趣旨を踏まえ、天皇陛下の御在位二十年を慶祝する気持ちで式典に臨んだ」、こう来ているんですよ。居眠りしていたでしょう。どうですか。

○菅国務大臣 質問主意書は、私も、一九八〇年に初当選したときに極めて小さな会派におりましたので、よく活用をいたしました。私は、この質問主意書というのは、もちろん大きい会派でも重要かもしれませんが、必ずしも質問の機会の少ない会派にとっては大変重要でありまして、大変私も活用させていただき、いろいろな政策議論や、例えば薬害エイズの問題などの解明にそれを活用させていただいたということを今でもしっかりと覚えております。

 今御指摘になりました在位二十周年の会で、時折ほかの場面でも言われるんですが、私が座っていて目をつむっていると、そのことで、居眠りをしたのではないかという指摘をほかの場面でもいただきました。私は、目はつむっていても、耳も頭もしっかり状況を聞いているつもりですが、ただ、そういう誤解を招くようなことがあったとすればそれは大変申しわけなかった、このように思っております。

○木村(太)委員 眠くなるのはみんな同じでして、ただ、事が事だけに、天皇陛下の在位二十周年の記念式典、しかも実行副委員長ですよ。では、居眠りしていなかったと言ってくださいよ。

○菅国務大臣 今申し上げたとおり、目をつむっていたことはあったかもしれませんが、耳も頭もきちんと状況を把握しておりました

○木村(太)委員 私が見たのでは、首をかなりこっくりこっくりしていたんですよ。普通は居眠りしたと思いますね。では、していないと言えばいいじゃないですか。なぜ言えないんですか。していないと言いなさいよ、言葉で。議事録に残るんだから。していないと言いなさい。

○菅国務大臣 私もそう気の弱い方じゃないので、本来ならこういう趣旨の話がこの場にふさわしいかどうかということも申し上げたいんですけれども、あえて先ほど来申し上げているように、私は、目をつむったことはあるかもしれませんが、耳も頭もしっかり状況を把握しておりました、そのことを申し上げているんです。

 質問する木村議員も相当腹に据えかねていたと察します。こんなレベルの低いコントのような質疑応答が国会の議事録に残ることには疑問を感じなくもないですが・・・。しかし、きちんと記録に残すことの重要性を痛感もします。だから民主党政権の方々は議事録を残したがらないのです。

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