民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇桁違い、二人のおカネ持ち

この後、鳩山政権は、沖縄・普天間の問題に加え、総理自らのお金の問題、幹事長のお金の問題で辞任に追い込まれます。小沢氏は、幹事長を追われた後も、自らの影響力を行使しようと樽床伸二氏(衆・大阪12区)を代表選に送りこんだり、自らが代表選に立候補したりします。しかし、代表選で勝利した菅直人総理は、小沢氏の金銭的なダーティーさを強調することによる「小沢外し」で自分への求心力を高めようと目論見、小沢氏の影響力を排除していくのです。

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クリーンが売り物であった鳩山政権ですが、その崩壊の一端は、総理と幹事長の世間と遠くかけ離れた金銭感覚にありました。また、この二人の金銭感覚は、お坊ちゃま vs,剛腕ブラック、全く正反対の性質を持っていたのです。

 

安倍総理のカレー一つでいちゃもんつけていたマスコミも、この二人の追及にはどこかなまぬるく、手加減があったように感じています。自民党なら議員辞職するまで徹底的に叩くことでしょう。

せっかく実現した政権交代を簡単に壊してはなるものか!そんなマスコミの思惑もあり、桁違いのおカネの問題を抱えながらも、民主党政権はズルズルと継続していきました。

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