民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇小沢氏退場

小沢一郎氏は、少しやりすぎたのでしょう。選挙で剛腕をふるい、政権交代をもたらし、権力を一気に握ろうとしてルーピー鳩山氏の傀儡となったまでは、良かったのですが・・・。その後、少しいい気になり過ぎて暴走してしまった。

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「鳩山おろし」にあたっては、むしろ小沢氏の進退に注目が集まるようにマスコミが仕向けたようにも見えました。小沢氏を悪人に仕立て、「小沢おろし」をすることで民主党の禊を演出し、人気回復に結びつけようとする意図を感じていました。

この6月2日、小沢氏は幹事長辞任し謹慎すると表明します。朝日新聞です。

「みなさんと会うのは最後」小沢氏、記者団への発言全文 2010年6月2

 2日昼の民主党役員会終了後の、小沢幹事長と記者団のやりとりは次の通り。

 ――役員会では?

 「役員会、常任幹事会、総理の決断を受けて、野党と違って政権与党ですから、政治の空白を長くつくるわけにはいかない。会期末終盤、しかも参院選なので、できるだけ早く、次のリーダーと党の再生を果たさねばならない。そういう意見で一致し、今週中で代表選をして来週からは新しい政権で動き出せるように、という結論だった」

 ――首相辞任の受け止めは。

 「幹事長は、総理・代表を補佐する役割。特に、党務を通じて、役目を果たしていかなくてはいけないが、任期半ばでこのような事態になり、大変残念。自分も補佐の役目を果たし得なかったと思って、反省している」

 ――首相とのやりとりは。

 「総理とは折に触れて話し合いをしている。今回の会談でも、選挙の状況やら、国会運営の厳しさを意見交換した。参議院は、総務委員会と、どこかな、社民党が協力してもらわないと委員会が成立しない状況だ。衆議院で考えている以上に非常に厳しい。そうなると何も法律も通せない。参議院の状態というのは、現実にはそうである。そんな話をお互いに意見交換した」

 ――国会会期と7月11日の選挙日程に変更はあるか。

 「私は、もう、残務の仕事をするだけ。あとは新体制になって、その立場の人が判断する。一般論で言えば、政権与党としては、会期の中で一生懸命努力するということ」

 ――次の代表に求める人材は。

 「私は、代表選やらの残りの仕事をしている立場。そういう質問に答える立場にない」    

  ――野党時代、1年ごとに首相が代わる事態に、「解散・総選挙(で民意)を問え」と言っていたが。

 「私はもう幹事長じゃない。代表が辞任すれば役職はない。新しい体制への引き継ぎをするだけです。新しい体制になってから聞いてください」

 ――参院選への展望は。

 「私はもう、みなさんと会うのは最後でございますので、私が答える立場ではない。新しい人に聞いてください」

 ――どの段階で鳩山首相の辞意を聞き、幹事長の辞任を促されたのか。

 「どの段階でどうこうということではない。お互いに期するところ一致したということだ」

http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201006020286.html(朝日)

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