民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■地域主権への歩み

民主党政権の「売り」の一つに政治主導とともに「地域主権」があります。またカッコいい言葉をならべているだけだろうと思うと、意外とちゃんと取り組んでいる姿が浮かび上がってきました。これが普通なんですけどね。

 

例えば「ひも付き補助金の一括交付金化」など一部の政策が、民主党政権のうちに法制化して実施されています。一方で、「陳情窓口の一元化」や「政治主導」の名の元、地方に対して無理やり自分たちの言うことをきかせるような地域主権とは全く逆の振舞いが目立ち、全体としては、成果があったとは言い難いと思います。ただ民主党政権には珍しく、鳩山→菅→野田と総理が変わる中、こつこつと着実に進めていたことは評価できます。ちなみに内閣府特命担当大臣地域主権推進大臣は、原口一博氏、片山善博氏(民間・元自治省官僚、元鳥取県知事)、川端達夫氏、樽床伸二氏(衆・大阪12区)でした。

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