民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇ポストグルグル、量産される元大臣

菅内閣時に民主党参院選で大敗した後、「iza!・イザ!」で私が書いたブログです。

元総理量産体制か? 07/31/2010

総理になりたい人っ!手を挙げてっ!

はぁ~~い!

あら、こんなにたくさんいるの。

そうよね、ぽっぽや空き缶でもなれるんだからね。

みんな、その気になっちゃうわよね。

あら原口君、一番に手が挙がりましたね。

 自信満々ですけど、テレビに出て顔が売れてるだけでは務まりませんよ。

枝野くん、口は立つけど最近元気ありませんね。

 総理になるには、お友達が悪すぎますね。

れんほーさん、仕分けクイーンで人気抜群。舞い上がっているようですね。

 でっ、あなたも一番になりたいんですか?

岡田君、もう少し相手にものをはっきり言えるようにならないとダメですね。

 「竹島は不法占拠されている。」はいっ、言ってご覧なさい。

前原君、また遅刻してきましたね。あなたは、もう少し常識のお勉強が必要です。

 総理になったら、結婚式で休むなんてできないんですからね。

仙谷君、最近お隣の国に媚び媚びしすぎじゃないですか?

 お隣から何もらっちゃったの。正直に言ってご覧なさい。

辻元さん、あなたも?えっ「れんほーには負けたくない」ですって?

 あなたは前科者なんだから、身の程わきまえなさいね。

山岡君、そんなところにいたんですか。小沢君がいないと全く目立たないですね。

 「総理になりたいっ!」ってテカテカ顔にでてますね。

 品格がないのも顔にでてますからね。

そういえば小沢君はどこいったの?

えっ?みんな知らないの?

小沢君が一番総理になりたがっていたのにね。

こんなになりたい人がいるんじゃ、どうやって決めましょうか?

「先生、みんな順番でやればいいと思います。」

「そうだ、あと2年あるから、みんなが経験したらいいと思います。」

「じゃあ、誰からはじめる?じゃんけんしようか?」・・・

 民主党政権3年3か月、総理が2回変わり3人が務め、菅総理が2回、野田総理が3回の内閣改造を行っています。大臣ポストが量産されてるいわけです。副大臣も含めるとかなりの民主党議員がなんらかのポストを経験しているでしょう。

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「☆民主党政権の検証」でも指摘されていますが、付録の「民主党政権年表」をみてみましょう。ころころ変わる大臣たちです。→付録:「民主党政権年表・内閣布陣」(暫定PDF)

 先にも指摘しましたが、拉致問題担当大臣は、8人が担当しています。

拉致担当大臣:中井洽柳田稔仙谷由人中野寛成山岡賢次松原仁小平忠正藤村修

平均1人5か月弱、この政権の拉致問題に対する姿勢が伺えます。もちろん何の成果もありません。

 少子化担当大臣に関しては9人も担当しています。

少子化担当大臣:福島瑞穂平野博文玄葉光一郎岡崎トミ子与謝野馨村田蓮舫岡田克也中川正春小宮山洋子

平均1人4か月強、本気でやる気があるのでしょうか?もちろん何の成果もありません。

 外務大臣岡田克也前原誠司松本剛明玄葉光一郎

防衛大臣北沢俊美一川保夫田中直紀森本敏

こんな大事なポストの大臣が、一人一年ももっていないことになります。海外から舐められても仕方がないでしょう。

 一方、個人の議員にスポットを当てると大臣ポストと党の役職をぐるぐる回っているのがわかります。これは参議院自民党の「☆民主党政権の検証」から抜粋させて頂きます。

 岡田克也

 H21.9 外務大臣鳩山内閣菅内閣

 H22.9 民主党幹事長(~H23.9)

 H24.1 副総理(野田改造内閣

枝野幸男

 H22.1 行政刷新担当大臣(鳩山内閣

 H22.6 民主党幹事長

 H22.9 民主党幹事長代理

 H23.1 内閣官房長官(菅第2次改造内閣

 H23.9 経済産業大臣(野田内閣)

前原誠司

 H21.9 国土交通大臣鳩山内閣菅内閣

 H22.9 外務大臣(菅第1次・第2次改造内閣)(~H23.3)

 H23.8 民主党政調会長(野田内閣時)

 H24.6 国家戦略担当大臣、海洋政策担当大臣内閣府特命担当大臣(経済財政政策・宇宙政策・原子力行政・科学技術政策)(野田三次改造内閣)<追記>

仙谷由人

 H21.9 行政刷新担当大臣(鳩山内閣

 H22.1 国家戦略担当大臣(鳩山内閣

 内閣官房長官菅内閣・菅第1次改造内閣

 H23.1 民主党代表代行(~H23.9)

 H23.3 内閣官房副長官(菅第2次改造内閣

 H23.9 民主党政調会長代行

(「☆民主党政権の検証」43ページ)

前原氏は、国土交通大臣時代に八ッ場ダムで混乱させたのにかかわらず菅内閣で留任、菅第1次改造内閣外務大臣時代に抜擢、その任期中外国人からの献金の発覚で辞任しているのに、代表選に出馬して総理の座を狙います。野田氏に負けて落選すると党の政調会長で復活、さらに野田3次改造内閣で政権に復帰しています。尖閣諸島での中国漁船対応で問責を受けた仙谷氏も、すぐに内閣官房副長官として復帰しています。

■言うだけ番長・前原氏登場 - 民主党政権3年3か月の研究

政権にいれば、何をやっても構わない、不祥事なんて関係ないという姿勢がありありです。この他にも不祥事をおこした議員の復活が多々ありました。

普段は、権力の監視役を自称するマスコミが全く機能していないことが明白です。自民党では不祥事で辞めた大臣の復活などありえないですね?わざと見逃しているとしか考えられません。国民も忘れっぽいと言えば忘れっぽいのですが・・・。

また、「民主党政権年表」をよく見てみると、細野氏とか玄葉氏とか蓮舫氏など同じ名前がグルグルしているのがわかります。それくらい各大臣ポストは誰にでもできる職なのでしょうか?専門性は必要ないのでしょうか?民主党政権が、大臣ポストをいかに軽く考えているかがわかります。

さすがに、野田内閣では、田中防衛大臣のあまりの素人ぶりからか、防衛大臣には外部から森本氏を招聘しました。。

要は人材不足なのです。無能な議員がグルグルポストを回しているだけなのです。何もできるはずがありません。そして、野党になって立憲民主党や国民民主党と名を変えた今も、その顔ぶれがあまり変わり映えしていないのは事実です。

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