民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇天下り1号は、小沢一郎氏のお友達

マニフェストの一行目「1.ムダづかいをなくすための政策・天下りのあっせんを全面的に禁止します。・・・」早速反故にしたのは小沢一郎氏でありました。朝日新聞の記事です。

 官僚OBの「ドン」起用 郵政社長に元大蔵次官・斎藤氏 2009年10月21

 日本郵政の後任社長に元大蔵省(現財務省事務次官斎藤次郎氏(73)が決まった。今でも古巣の財務省に影響力を持つと言われる官僚トップOBの起用は、「脱官僚依存」を掲げる鳩山政権の理念とは大きく異なる人選だ。

 斎藤氏は93年発足の細川連立政権時代、新生党代表幹事だった小沢一郎氏と連携を強め、その後も親交は続いた。07年、民主党代表だった小沢氏が当時の福田康夫総理(自民党総裁)と「大連立」に動いた時は、仲介役を果たしたとされる。日本郵政トップへの起用は、民間の有力候補が見当たらない中、亀井静香郵政改革担当相が「小沢人脈」を頼ったとの見方もある。

 だが、民主党はこれまで、官僚出身者の「天下り問題」の是正に積極的に取り組んできた。昨年の日銀総裁人事では、参院財務省OBの正副総裁候補を3回にわたって不同意にした経緯がある。

 今年8月の総選挙では官僚主導から政治主導への転換を掲げ、大勝につなげた。有権者の強い支持を得て成立した鳩山政権の理念と、今回の人選は結びつかず、政権としての一貫性を欠いている。

 平野博文官房長官は21日の記者会見で、日銀総裁人事との整合性を問われ、「それと一緒に比較するのはちょっと違うと思う」。重ねて「どう違うのか」と問われると、「私は違う。こういう認識です」と述べ、具体的に説明することはできなかった。(松田京平)

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http://www.asahi.com/politics/update/1021/TKY200910210259.html(朝日・リンク切れ)
写真は時事通信社

 マニフェスト天下りのあっせんを全面禁止にしていて、天下りそのものを禁止しているわけではありませんが、これでは小沢氏がお友達にあっせんしているようなものです。

これが安倍政権で、安倍氏のお友達が天下りしていれば、野党とマスコミの攻撃はいかなるものかは、加計問題を見れば想像がつきますね。まぁ、政権交代してしまえば、何にも怖くない。国民への嘘なんかに気を使っていたら剛腕とは呼ばれていないでしょう。小沢氏の権力の強さ、傀儡政権の姿が徐々に明らかとなっていきます。

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