民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■誰も反省していない。「民主党政権の総括」

民主党政権はひどかった。」「民主党政権に比べれば安倍政権の方がずっとまし。」「二度とあいつらにはまかせない。」。

私の周りのほとんどの方は、こういう印象をお持ちです。では、具体的に何が悪かったのでしょう?マニフェスト違反?政策?経済対策?外交?・・・・。人それぞれによってその捉え方は違うでしょう。

私は「人」です。民主党の「人」は「嘘つき」で「卑怯」というのが私の感想です。場当たりで適当にカッコいいことを言うけど、全く実行力がない。できないと責任逃れの醜い言い訳、そして人のせいにする根性。それは国民民主党立憲民主党希望の党になっても変わっていません。だって「人」は、ほとんど一緒なのですから・・・。

 

ここにA4・46ページの報告書があります。2012年8月に参議院自由民主党が出した「民主党政権の検証・迷走の3年」です。野田政権末期につくられたものです。

https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/067_01.pdf参議院自民党

 

報告書から「はじめに」の部分を転載します。

本報告書は、平成21年9月の政権交代の後、現在まで2年10カ月にわたり政権を担い、我が国の国政史上に大きな汚点を残してしまった民主党政権の失敗について、事例をもとに検証するものである。

民主党政権の失敗は、政権交代以前からの、さらに遡れば結党当初からの、政党としての本質的な欠陥に起因するところが大きい。「政権交代」だけを目標に、政策理念もバラバラな政党・議員が集合して誕生したのが民主党である。

そして、国家観・憲法観を共有できず、党の綱領も作成できないまま、実現不可能な政策を並べたマニフェストを掲げて選挙を戦い、国民を欺いて政権を取ってしまった。その経緯をみても、民主党政権は、最初から失敗が運命付けられていたといってよい。

政権交代後は、その国家運営能力の絶対的な欠如によって、内政・外交上の数々の失敗を引き起こし、国益を損ない続けてきた。また、都合の悪い事実を隠蔽し、約束を簡単に反故にする体質によって、国民を裏切り続けてきた。さらに、総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事によって、国民の政治に対する信頼を失い続けてきた。

この2年10カ月間で、我が国が置かれた状況はますます厳しさを増しており、再びこのような失敗を犯せば、即、国を滅ぼすことにもなりかねない。今後、二度とこのような亡国政権が誕生することのないよう、本報告書において、民主党政権の失敗を総括したい。

 今までこの報告書の存在を知りませんでした。簡潔な報告書の中に怒りが込められているのをふつふつと感じます。民主党が崩壊してから、マスコミにおいて総括的に検証する新聞記事やテレビ特集をほとんど見たことがなかったので、貴重な記録だと思います。私が書きたかったことが網羅されています。しかし、極力感情を抑えて書かれていますので、こちらは感情を爆発させながら進めていきたいと思います。本書の中においても引用させて頂きます。引用には目印として「☆民主党政権の検証」とします。

 

それにしても、あれほど政権交代を煽った新聞・雑誌記者、テレビのコメンテーター達は、反省のかけらもなく、打倒安倍政権を平気で煽っています。そしてこの3年3か月は、彼らの中では、ほぼなかったことになっているようです。それを許してはいけません。

あらためて振り返ってみると、忘れていた不祥事というか悪事が次々と出てくる出てくる、キリがありません。単なる無能な政権の笑い話ではすまされません。

これは未曾有の災害、人災です。いや災厄です。風化させるわけにはいけません。

二度とこの間違いを犯してはならないのです。

 

では、民主党政権悪夢の3年3か月を振り返っていきます。

現在の野党が「モリカケ」しかできない無能さの原点がここにあります。

 

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