2011年10月29日チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世猊下が来日されました。東日本大震災の被災地を含め全国を訪問されました。
この訪問の様子を、マスコミはほとんど報道していなかったと思います。現在でもその傾向は続いています。明らかに中国政府への忖度です。その時の様子は、下記ページでご覧頂けます。
→2011年秋来日レポート | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
最終日の11月7日は安倍晋三氏など多くの国会議員と面談されました。
産経新聞の記事をご覧ください。
ダライ・ラマ14世が自民・安倍氏らと会談中国に民主化への働き掛けを 2011年11月7日
来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は7日午前、都内のホテルで、自民党の安倍晋三元首相ら民主、自民両党の国会議員と会談した。長島昭久首相補佐官や渡辺周防衛副大臣らも同席した。民主党政権の政府高官が14世と会談したのは初めて。
会談で安倍氏は、14世が東日本大震災の被災地を訪問して犠牲者を悼み、被災者を励ましたことに感謝の意を表明。その後、中国の民主化問題などについて意見交換した。
14世は「中国の人々も開かれた社会、自由を求めているはずだ。日本やインドなどアジアの民主主義国家が、中国の指導者に対して、（民主化への）働き掛けをしてほしい。これは米国のオバマ大統領にも伝えた」と支援を要請した。
これに対し安倍氏は「基本的人権、法の支配といった価値観をアジアに広げていきたい。中国に対しても、これらの重要性を求め続けていく」と応えた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111107/stt11110712360001-n1.htm（産経・リンク切れ）
これに民主党政権はかみつきます。日経新聞です。
長島首相補佐官を注意 ダライ・ラマ14世と面会で 2011/11/8
藤村修官房長官は8日午前の記者会見で、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世と7日に面会した長島昭久首相補佐官に注意したことを明らかにした。
藤村長官は長島氏に「ダライ・ラマ14世は日本では政治的行動や政府関係者と接触しないというのが今日までの通例だ」と説明。一議員として会ったと釈明した長島氏に「補佐官は政府の一員であり、立場が違う」と伝えた。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0800C_Y1A101C1EB1000/（日経）
何という媚中政権なのでしょうね。中国政府への忖度が過ぎませんか？
まぁ、長島氏も民主党の中では保守と言われながら、尖閣諸島沖漁船追突事件直後に中国大使館関係者とゴルフに興じるやら、希望の党に逃げて、さらに自民党に逃げるなど、情けない議員なのでどうでもいいですけどね。
→長島 の検索結果 - 民主党政権3年3か月の研究
