「もう一つ、読者の皆さんに心に留めておいてもらいたいのは、この時代、討幕派も佐幕派も、日本を困難から救おうと真剣に考えていたということだ。」
「日本国紀」百田尚樹著
いつから野党という存在は、与党に反対するだけの勢力になったのでしょうか?いつから野党は、リベラルを越えてサヨクになっていったのでしょうか?いつから野党は、日本を良くするよりも外国に与するようになっていったのでしょうか?
日の丸・君が代に反対し、皇室に非礼を続け、日本の軍備の弱体化を狙い、自分たちのお友達を優遇し、我が国の領土に対し及び腰で、韓国・中国。北朝鮮に甘い顔をしてきた民主党政権について、これまで見てきました。
アメリカのように、二大政党が国の未来を決める政策を論争する、それはそれで、わかりやすい構図です。しかし日本では、政府・与党のやることに何でも反対、失言があればここぞとばかり攻撃する。確たる証拠もないのに総理をスキャンダルに巻き込もうとモリカケに必死になって国会を浪費する。そして日本の防衛の邪魔になることを平気で国会で主張しているのです。国のためでなく、与党に反対するだけの勢力になっているのです。
具体的に一つの例を見てみましょう。「小型無人機等飛行禁止法等の一部を改正する法律案」いわゆるドローン規制改革法案についてです。
法案の概要→https://www.cas.go.jp/jp/houan/190305/siryou1.pdf
対案をまとめました。
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) May 10, 2019
小型無人機ドローンによる自衛隊や在日米軍基地上空の飛行禁止を盛り込んだドローン規制法改正案に対し、国民の知る権利、報道の自由を鑑み、報道目的の場合は原則、防衛関係施設上空の飛行を認める内容です。
政府案はこちらです。https://t.co/E1vmtFlg0F
参議院の内閣委員会で、ドローン規制改悪法案が議論をされる。ドローンは大変大きな役割を果たしてきた。米軍基地のフェンスを越えて、高江や辺野古がどうなっているのか映像が撮れたのである。これをできないようにしている。全くおかしい。 pic.twitter.com/N5p9UhkMK0
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) May 6, 2019
このように蓮舫氏も、福島みずほ氏も、在日米軍基地上でのドローン禁止に反対しているのです。
いったい誰のために反対しているのでしょうか?
蓮舫氏は「国民の知る権利」を盾にしていますが、ほとんどの国民は、在日米軍の上空からの映像を知りたいとも何とも思っていないでしょう。知る必要もないはずです。蓮舫氏も福島氏も、規制されると困る誰かさんの代弁をしているとしか考えられません。こんな軍事機密を進んで撮影できるように持っていこうとする彼らの発言は、テロやスパイのほう助をしているとしか思われません。
私は、「蓮舫衆議院議員の私生活を知りたい」という国民の知る権利があるから、報道目的ならドローンを蓮舫氏の私宅に飛ばしてもいいということですね。
この浅はかとも言える、国会議員の二人の発言に代表されるように、野党は与党に反対するだけでなく、日本を敵対視する勢力が日本を毀損するために存在させているのでは?と思えてくるのです。
しかし、それを国会議員が堂々とツイッターで発言できる日本という国。言論やらいろいろな自由が過ぎると感じませんか?日本の行き過ぎた「個人の自由」の尊重こそが、日本の安全を脅かしはじめているのです。他国がそこにつけこんで来ているのです。
これまでに、野党の議員の多くは、「選挙に落ちたくない」自分のことが第一だと指摘してきました。ここでは、さらに加えて、野党の議員の多くは、日本と敵対する存在の代弁者=スパイである可能性があることも指摘しておきます。
以前から、野党には外国籍から日本に帰化した議員が多くいると推測されています。推測の域をでないのは、公表する義務がないからです。日本の未来を決める国会議員を帰化した人間がいるかもしれない。法的に帰化しているので、議員になることに問題はありません。しかし事実は公表すべきです。国民が選択する上の大きな情報です。帰化しても、それ以上に日本に愛情を持って頂き、愛情に基づいた政策を展開頂ければ、国民は選ぶでしょう。しかしその逆、帰化しても本国への愛情を忘れずに日本に不利な行動をする人は排除したいのです。先にあげた蓮舫氏も二重国籍問題で説明責任を果たしていません。他にも実際にそう思える議員が存在しています。立憲民主党の白真勲氏などは、そのことを隠そうともしていません。
本来、与党も野党も日本のため、国民のために働く存在で、信条、政策、立場は違えど日本を愛する、日本を良くするというベクトルは同じはずなのです。冒頭の百田氏の言葉そのものです。
安倍政権が、なぜここまで長期政権となり、支持率が安定しているのか?野党の皆さんは、真剣に考えたことがあるのでしょうか?理由は簡単です。日本のためを思って、日夜仕事をされているからです。外国を飛び回り各国首脳と信頼関係を結びつつ、一つずつ国内の問題点の解消に労力されているからです。
それに対し、野党がやっていることは、安倍政権の揚げ足取り、来る日も来る日もモリカケ・モリカケ、失言すれば「ホレ見たことか!」と叩きまくります。そして安倍総理が外遊すると、その失敗を待っています。相手が少しでもマイナス的な発言すると、それみたことかと安倍総理を非難するのです。ちょっと待ってくださいよ。外交における失点は、日本の国益を損なうことなのですよ。だから安倍総理は、常に緊張感を持って努力されています。それを平和な外野から、事情もわかりもしないで叩こうと手ぐすね引いて待っている、日本が毀損されることがそんなにうれしいのでしょうか?
例をみてみましょう。2019年6月の安倍総理のイラン訪問に対する報道です。ロイター通信です。
安倍首相のイラン訪問は大きな前進、イランも高く評価=菅官房長官
[東京 14日 ロイター] - 菅義偉官房長官は14日閣議後の会見で、安倍晋三首相のイラン訪問について、イラン側も高く評価しているとの認識を示した。同国のロウハニ大統領から戦争は望まないとの明確な発言、最高指導者ハメネイ師からは平和への信念、核兵器を製造も所有もしないとの発言があったことは、中東地域の平和と安定確保に向けて大きな前進だと述べた。
トランプ米大統領が安倍首相のイラン訪問に感謝を示す一方でイランとの対話には時期尚早としていることについては、コメントは控えた。今回の訪問の成果に関しての安倍首相と米大統領との電話会談は現在調整中という。
https://jp.reuters.com/article/abe-iran-suga-idJPKCN1TF08Z(ロイター)
この件に関する、元民主党で次回は立憲民主党から出馬予定の衆議院議員のツイッターと読売新聞の記事です。なぜ素直に評価や応援ができないんでしょうね?
イランの最高指導者ハメネイ師に米との対話を拒否され、おまけに訪問中に日本運航タンカーに攻撃を受け、なんともしまらない外遊となってしまった。
— 今井 雅人 (@imai_masato) June 14, 2019
タンカー攻撃、野党は「首相の仲介外交が失敗」と批判
国民民主党の原口一博国会対策委員長は14日の会合で「米国務長官は(攻撃は)イランに責任があると言っている。本当かどうか予算委員会を開いて議論を求めたい」と語気を強めた。共産党の笠井亮政策委員長は記者会見で「核合意を守れと言う相手はイランではなく(核合意を)離脱したトランプ政権だ」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190614-OYT1T50299/(読売)
自分たちは、都合が悪いと18連休。選挙が近いと「落ちたくないから」国民に仕事をしていますパフォーマンスしているだけ・・・。そして「何で支持率があがらないのか?」と勝手に頭を悩ませているのです。2019年4月22日の夕刊フジです
憲法改正をめぐり、野党の「長期休暇」が続いている。今国会では3月28日に衆院憲法審査会の与野党の幹事同士で懇談会を開き、今後の段取りを議論するはずだったが、欠席した。以来、与党側の協議呼びかけに応じていないのだ。18日には、自民党の萩生田光一幹事長代行が「野党の欠席戦術」を批判したことに猛反発し、与野党間で予定された会談を欠席した。このまま「職務放棄」したまま大型連休(GW)に突入すると、「40連休」にもなりかねない。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190422/soc1904220002-n1.html(zakzak)
野党が、本当に日本のことを考えているのなら「憲法審査会」の話し合いに参加されて、真剣に論議することから始めるべきです。「九条変えたくない」という個人的な想いから論議を先送りすることで、日本をいまの状態に閉じ込めておく。それが今の野党のお仕事なのです。
日本国憲法第九十六条は、次のように定められています。
第九十六条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
憲法を改正するのも、憲法に定められた日本国民の権利なのです。立憲とは、憲法を変えずに後生大切に守ることだけではなく、憲法改正を話し合うこともまた立憲なのです。それを見てみぬふりをして、現憲法を死守することだけを立憲と捉え、国民から憲法を改正する権利を奪っている、それが立憲民主党・野党の現実です。立憲を標榜するなら、正々堂々と憲法改正論議の座に就くべきなのです。それが日本のためです。
で?野党のみなさんは、誰のために「九条を変えたくない」のでしょうか?