民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇国民の覚醒 やっぱり野党には任せられない

自民党にお灸をすえるつもりで、一度任せてみようと思ったら、えらい目にあった。」
「もう民主党だけはまっぴらだ」呑み屋で会うおっちゃんが言います。

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「政治家なんて誰にでもできる」という神話が崩れ去りました。きちんとした政治家が政権を司らなければ、国はうまく機能しない。民主党政権はそれを自ら証明してくれました。しかし大きな代償も残しています。東日本大震災、赤松口蹄疫・・・未熟で無能な人々が司った政権は、自然災害の威力の前に、口だけで立ち向かい何もできず、大きな傷跡を残しました。「まっぴらだ」国民、誰しもそう思はずです。

 一方、尖閣諸島の問題、竹島の問題、慰安婦の問題、旧自民党政権の時にはタブーとして政治の裏側に隠されていた問題が、民主党政権の間に表に出てきました。これは民主党政権が組みしやすしと判断した中国、韓国が一気にアドバンテージを上げようと強硬策に出てきたのです。その結果、大きく報道されたことが原因です。とにかく、これまで表ざたにならなかった問題を国民が知ったことは、大きな進歩です。民主党政権の最大の功績かもしれません。

 さて3年3か月失政の猛威を振るった民主党は、2012年の解散総選挙襤褸負けすると、2016年名前を民進党に変えました。民主党のままではイメージが悪すぎるからです。政党ロンダリングです。しかし名前を変えても民主は民主。やることは相変わらず安倍政権に何でも反対することだけでした。

2019年2月、岡田氏の質問に対し、安倍総理はこう発言しました。

「皆さん、悪夢でなかった、それを否定しろとおっしゃるんですが、では、なぜ民主党という名前を変えたんですか。私はそれが非常に不思議だ。」

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名前を変えて過去をなかったことにしようとした。その過去を悪夢と言われて怒り出す岡田氏の矛盾が明らかになりました。

民主党は、綱領も持たない烏合の衆。唯一の共通意識は「選挙に落ちたくない」と指摘してきましたが、それが如実に露呈したのが、2017年10月の衆議院選挙前の小池百合子氏の「希望の党」を巡っての騒動です。
「選挙に落ちたくない」元民主党議員がこぞって希望の党へ行こうとしました。自らの信念や政治信条などかなぐりすてて「希望の党に行けば当選できる」との一縷の望みをかけて殺到したのです。「踏み絵」「排除の論理」に加えて、前原氏の功を焦るチョンボもあって、結果的には元民主党議員にとって醜い候補者選びが行われました。
この騒動のドタバタに、枝野氏が立憲民主党を立ち上げ、風をつかみ、波に乗って選挙で躍進しました。漁夫の利ともいえるでしょう。残った民進党のメンバーは、後に国民民主党と名前を変えましたがパッとしません。どちらにも所属しない岡田氏、安住氏、原口氏などの民主党の重鎮は衆議院会派「無所属の会」をつくっています。(最近その多くは立憲民主党会派に所属し無所属の会はなくなりました。)
こういう国民を無視した動きを見ていると、民主党という悪夢は、実は元民主党議員の中にこそ潜んでいて、それを払拭したいがために希望の党という蜘蛛の糸へ縋りついたのです。選挙で必ず勝てる岡田克也氏のような方には、悪夢と感じられなかったのかもしれませんが・・・・。

もう「民主党」という党は存在しません。でも勘違いしてはいけません。民主党という名前が悪いではなく、民主党の一人一人の議員自身が行ってきた政権運営があまりにもひどかったのです。名前のせいにしてはいけません。国民も馬鹿でないので、その辺りのことは承知しています。しかし小選挙区制、その土地の顔が当選してしまうのです。比例によるゾンビ復活も問題です。
忘れちゃいけません。あの3年3ヶ月、その議員は、日本を破壊しようと税金を投入し、その友達たちに大盤振る舞いし、ただただ無駄遣いしていたのです。そしてその悪事を反省することも責任を考えることもも何もしていません。

一度落選させて、自省する時間を与える必要があると考えています。

次の選挙、間違えないように必ず日本のために投票しましょう。

「気を付けよう、その無所属は元民主」

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