「そもそも私の認識では、立憲民主党は民進党(民主党)から分かれた党ではなく、ゼロから建てた「新しい家」。もちろん、民主、民進の両党は私に貴重な政治体験をさせてくれた場ではありますが、昨年10月2日で"過去の歴史"になりました。」
→「民主党のトラウマ」をどうする? 立憲民主党代表・枝野幸男「私たちは"非自民で集まる"という過ちを二度と犯さない」 - 政治・国際 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]
2018年10月、立憲民主党枝野代表の週刊プレーボーイのインタビューでの発言です。
悪夢の民主党政権は、「私に貴重な政治体験をさせてくれた場」だそうです。政治は、あなたや民主党議員の研修施設ではありません。国民の安全や生活を守る政府を、枝野氏ご自身の「貴重な政治体験の場」と言い切る枝野氏の感覚を疑います。その枝野氏の「貴重な政治経験」で多くの人が苦しみ、経済は破壊され、国民は3年3か月の悪夢の日々を強いられたのです。
その上、さらに枝野氏は、悪夢の政権を「過去の歴史」になったと続けます。それは枝野氏をはじめ、蓮舫氏など、悪夢の政権をなかったことにしたい民主党の議員の中だけの話なのでしょう。ネットで有名なイラストを貼らせてもらいます。
政党名は変わりました。本人たちは「新しい家」なのかもしれません。しかし住んでいる人は全く変わっていないのです。
立憲民主党の執行役員は、ほぼ全員民主党政権での閣僚経験者。全員、副大臣や政務官を経験している方です。この面子を揃えていながら「過去の歴史」と一言で終わらせてしまう枝野氏は、国民を馬鹿にしているとしか考えられません。国民は忘れていませんよ。
→◇あいもかわらぬ立憲民主党のみなさん - 民主党政権3年3か月の研究
そして立憲民主党は、自分たちが犯した悪夢の政権を自ら「過去を歴史」にすることで、安倍政権に反対するしたがために、自分たちのやってきたことに対して反旗を翻しているのです。
・F35の導入を決めたのは、民主党政権でした。
・水道法の基礎をつくったのは、民主党政権でした。
・消費税10%を決めたのは、民主党政権でした。
これらを決めた政権の当人たちが、現在は野党・立憲民主党として、過去はなかったことにして反対に回っているのです。これは喜劇ではなく、これが現実なのです。
政治家以前に、日本人としておてんとうさまに恥ずかしくないのか?と問いただしたいです。
さらに枝野氏は、こう発言しています。
──それでは、あと何年で政権を奪取できますか?
枝野 結党した昨年秋は15年、20年はかかるかもしれないと覚悟していましたね。ただ、立ち上げ早々から大きな支持をもらって、この1年間でその期間をかなり短縮できたんじゃないかな、と思います。さすがに具体的な年数までは口にできませんが。
──一部から「立憲民主党は政権を獲る気がないのか?」との批判がありますが、枝野代表の話を聞いていると、全然そんなことないですね。
枝野 もちろん。ハッキリ言いますと、私は野党の議員を長年やることに意味を感じていません。やっぱり政権を握って、この国を動かすために政治家やっているんで。自分が総理大臣になれないことが確定した時点で(政治家を)辞めますよ。
立憲民主党のポスターです。
まっとうな政治は私達にまかせて、枝野さん、あなたはとっとと退散してください。