民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇比例ゾンビで生き残る悪夢の政権の血統

2012、2014、2017、衆議院選挙のたびに「落ちて欲しい人が落ちてくれない」悲哀を味わっています。その代表選手が菅直人氏と辻元清美氏でしょう。
菅直人氏は2012年、2014年ともに小選挙区で敗れ、比例復活しています。それも最後の一枠でギリギリ当選。辻元氏は、2012年小選挙区で敗れ比例復活、2014年は、小選挙区で当選しています。2017年は、菅氏も辻元氏もともに立憲民主党の風に乗って、小選挙区で当選しています。

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2012年の衆議院選挙では、他に横路孝弘氏、荒井聰氏、原口一博氏、高木義明氏、赤松広隆氏、海江田万里氏、松原仁氏などが小選挙区敗退で比例復活しています。

現在の立憲民主党の役員の皆さんです。ほぼ全員が悪夢の民主党政権での閣僚級の役職経験者です。悪夢の政権の血統を引き継いでいる方達です。

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地盤が強いベテラン議員は、党内でもチカラがあるので比例でも復活できる。だから、野党の面々は、いつみても同じ顔なんです。あの時、悪夢の民主党政権を担った張本人だった人たちが、責任もとらずに、いつまでも大きな顔で偉そうに議員を続けています。そして相も変わらず同じような顔ぶれを、テレビでお見掛けする羽目に会っているのです。ちなみに日本共産党は、志位和夫氏が1999年からずっと委員長を務めています。志位氏と党副委員長の小池晁氏もずっとその顔を見ているような気がします。

野党の若手って育っているのでしょうか?とても気になりますが・・・。あの悪夢の政権の血を引き継ぐ若手は、育っていない方が日本のためなんでしょうね。

一方、野党の支持者もそれに合わせて老齢化しているようです。サヨクデモを見ているとおじいちゃん、おばあちゃんが目立ちます。組合から派遣されている方も多いようですが、若手はいやがるのでしょう。壮年層が中心のようです。

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若い方ほど自民支持が多いというデータもあります。原因は二つあると思います。

①若い人ほど、新聞を読まない、テレビを見ない。インターネットから情報を得る。

 偏向されたマスコミ報道ではなく、SNSにより、多くの様々な人からの意見を入手し、それらを比較し、自分で何が正しいかを判断しているからだと思われます。

②就職活動を行った若者はアベノミクスの成果を肌で感じている。
 就職率がバブル期なみになって97%以上になっているのです。毎日新聞です。

大学生の就職率97.6% 高卒はバブル並み 「売り手市場」続く 2019年5月17日
 今春に大学を卒業し、就職を希望した人の就職率は4月1日時点で97.6%で、過去最高だった昨年と比べると0.4ポイント減少したが、統計を始めた1997年春卒以降、2番目となる高水準を維持した。厚生労働省文部科学省が17日、発表した。

f:id:hate_88moshi:20190611143234p:plain 高校生と大学生の就職率=共同

https://mainichi.jp/articles/20190517/k00/00m/040/062000c(毎日)

グラフをみてもリーマンショック民主党政権の時からグーンと右肩上がりになっているのがわかります。先輩が辛い目を見ていたのも知っているので、自民党政治の安定さの恩恵を受けていることを彼ら自身が身をもって感じていることでしょう。

 そのアベノミクスを野党は頭ごなしに否定するのですから、若者の支持率が伸びないのも当然なのです。そこで野党は、あの手この手で若者の心をつかみにいくのです。LGBTもその一つと言えるかもしれません。日本をこうやって良くしたい。政治の本道で勝負できないから弱者の味方を主張して政党としての体面を保つのです。「LGBTの味方をする俺たちって、若者のこと理解していて、カッコいいだろ!」と・・・。

しかし野党の政党支持率は、一向にあがっていきません。時事通信です。

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野党の支持層は高齢化している。若者は自民党を支持する。野党の支持率は低下傾向。このような状況で、いざ選挙を迎えると、どうなるのでしょうか?
野党においては、新人や若い候補者が落選し、高齢者に受けのいい昔からの議員と、比例で有利なベテラン議員がゾンビとして残っていくのです。議員数は減っても、悪夢の政権の血統は、さらに濃くなる事態が起こるわけです。そして、きっといつみても同じ顔は変わらないと思います。野党が全て社民党みたいになっていくのでしょう。

さぁ、衆参同時選挙が噂されています。次の選挙はどうなるでしょうか?
ゾンビ議員の比例復活は仕方がないことですが、少しずつでも悪夢の血統を衰退させていかなければなりせん。

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