民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■民主党政権と自衛隊海外派遣

「われわれは“便利屋”じゃない」

ハイチPKO自衛隊幹部が語った民主党政権への不満です。

民主党と言えば何かと自衛隊国際貢献活動に反対していたイメージがありますが、自ら政権を運営するとなるとそうは行きません。危険を伴う任務のため、思いつきや好き嫌いで判断されては困ります。民主党政権自衛隊に対する扱いには、心が感じられないように思います。

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2011年7月19日菅政権は、ソマリア沖の海上自衛隊の海賊対策への派遣の1年間延長を決定しています。

ソマリア沖での海賊対策活動1年延長 菅政権が決定

2011年7月8日 菅内閣は8日の閣議で、ソマリア沖・アデン湾での自衛隊の海賊対策活動を1年間延長することを決めた。今月23日が期限となっており、新たに同24日から来年7月23日までを活動期間として定めた。

 この海域での海賊行為は増え、活動の長期化が予想されている。防衛省は6月1日、パトロールにあたる哨戒機の拠点施設をアフリカ東部ジブチに開設した。

 自衛隊は海賊対策として、護衛艦を民間船舶に同行させて護衛し、哨戒機で上空から海賊船を警戒し、船舶に情報提供を行っている。2009年3月、海上警備行動として開始し、同年6月に海賊対処法が成立した後は海賊対処行動として行ってきた。

 これまでに護衛したのは計2002隻、哨戒機の飛行回数は491回にのぼる(いずれも8日現在)。

http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201107080512.html(朝日)

政権交代前に民主党は、根拠法となる海賊対処法に反対していました。政権に就いて、その重要性に気がついたのでしょうか?民主党自民党自衛隊関連に対して、いかに深く考えずに何でも反対してきたことがよくわかります。

 2010年11月に決定されたアフガンへの自衛隊医官等の派遣では、手当がでないことで不満が出ました。→◇アフガンへの自衛隊医官等の派遣 - 民主党政権3年3か月の研究

その後、民主党政権で新たに派遣が決まったPKOハイチ派遣、PKO南スーダン派遣においても、スムーズにはいかなかったようです。

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