民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇アフガンへの自衛隊医官等の派遣

鳩山政権時にアフガニスタンへの支援を表明しましたが、人的支援の一環として菅総理自衛隊医官などを派遣することを決定します。APEC JAPANの日米首脳会談でオバマ大統領に伝えるということなので、菅総理のええかっこしぃの面が否めない気がします。朝日新聞です。

アフガンへ防衛医官ら派遣検討 日米首脳会談で表明へ 2010年11月10

 菅内閣アフガニスタンへの人的支援の一環として、自衛隊員の医官や看護官10人規模を派遣する方向で検討に入った。北大西洋条約機構NATO)によるアフガン国軍や警察の訓練で、教官不足が深刻化。NATOや米国から派遣を要請されているためだ。13日の日米首脳会談で菅直人首相がオバマ大統領に派遣検討を伝える見通しだ。

 防衛省によると、医官らはアフガンの国軍病院で医師育成を行うことが想定されている。派遣の根拠は防衛省設置法4条の「教育訓練及び研究を行うこと」とする方針。2008年以降、同じ規定に基づきアフリカのPKOセンターに陸上自衛官を講師として派遣している。

・・・(略)

 現地で活動する国際協力機構(JICA)やNGOへの影響も懸念されている。JICA関係者は医官の派遣について「反対だ。医官とはいえ、アフガニスタン国民には『日本が軍を派遣した』と伝わる」と指摘。アフガンで医療活動と水源確保のための用水路建設を行うNGOペシャワール会」の福元満治事務局長も「民生支援を徹底した方がいい。自衛隊派遣を理由に、武装勢力が我々をターゲットにするようなことになったら困る」と話している。(河口健太郎

http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201011100491.html(朝日)

しかしこの派遣について、菅政権のケチさ加減、自衛隊軽視の態度が露呈します。自衛隊をただの道具としか見えていないのでしょう。菅総理も仙谷官房長官も・・・。産経新聞です。

自衛隊に冷たい民主党政権 手当なしでアフガン派遣」 2010.11.20

 仙谷由人官房長官自衛隊を「暴力装置」と呼んで批判されたが、民主党政権自衛隊への“冷たい対応”が19日、明らかになった。

 菅政権は、自衛隊の防衛医官らをアフガニスタンに派遣する方針だが、防衛省設置法上の「教育訓練」の名目での派遣を検討している。防衛省は19日の自民党外交・国防合同部会で、アフガン派遣の防衛医官らについて「教育訓練として派遣する場合、出張扱いとなるため手当などでの特別待遇はできない。国連平和維持活動(PKO)やイラクに派遣した際と同じような処遇はできない」と説明した。

 自民党議員からは「危険な場所に派遣される隊員の気持ちを考えていない」との批判が相次いだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101120/plc1011200103002-n1.htm(産経・リンク切れ)

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