民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■自衛隊は暴力装置

仙谷官房長官は、東京大学在学中、学生運動に傾倒するも安田講堂事件では外部からサポートする「弁当運び」と呼ばれる役だった言われています。「四列目に男」と呼ばれた菅直人氏と相通じるものがありそうです。5年次在学中に司法試験に合格、中退するほどの頭の良さです。

弁護士から、日本社会党公認で政界入り、その後旧民主党に参加し、民主党へと移っている重鎮であり、民主党の中の赤い系譜の中心の一人とも言えるでしょう。

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政権交代後、鳩山内閣では内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に、菅内閣では内閣官房長官に就任しています。その官房長官時代の発言が問題となりました。朝日新聞の記事です。

仙谷氏「自衛隊暴力装置」 参院予算委で発言、撤回  2010年11月18

 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、自衛隊暴力装置」と述べた。その後、「実力組織」と言い換えた上で、発言を撤回し、謝罪した。
 「暴力装置」の表現は、かつて自衛隊違憲と批判する立場から使用されてきた経緯がある。
 この発言は、世耕弘成氏(自民)の質問に対する答弁で飛び出した。世耕氏は、防衛省が政治的な発言をする団体に防衛省自衛隊がかかわる行事への参加を控えてもらうよう指示する通達を出したことを問題視し、国家公務員と自衛隊員の違いを質問。仙谷氏が「暴力装置でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と語った。
 世耕氏は仙谷氏に対し、発言の撤回と謝罪を要求。仙谷氏は「用語として不適当だった。自衛隊のみなさんには謝罪致します」と述べた。

http://www.asahi.com/special/playback/TKY201011180169.html(朝日)

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仙谷氏はあっさり謝ってしまいましたが、「暴力装置は政治用語ではマックスウェーバーが・・・」などと抵抗して欲しかったようにも思います。当時の菅政権への風当たりからすると謝罪・撤回しかなかったのでしょうが・・・。

自衛隊の方々には失礼な言葉ですよね。官房長官から暴力装置と言われながら災害普及に従事するのは、モチベーションがあがりません。

仙谷氏は、学生運動時代、機動隊を暴力装置だと思っていたのかもしれません。自分自身も暴力装置だったことは頭にないのでしょう。

サヨクは自分の思想を妨げるのは悪い暴力、自分の思想を実現するためにふるう暴力は良い暴力と思い込んでいますからね。身体に染みついているのです。

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