民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■統一地方選挙の敗北

東日本大震災後ですが、2011年4月には統一地方選挙が一部の被災地を除き実施されました。結果は、民主党の惨敗です。この時、石原東京都知事が4選を果たしています。

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朝日新聞からです。

統一選、民主敗北 「対決」2知事選全敗 石原氏は4選 2011年4月11日
 第17回統一地方選の前半戦が10日投開票された。民主党自民党と直接対決となった北海道と三重県の知事選で敗北。41道府県議選でも野党だった前回の335議席をかろうじて確保するにとどまった。東日本大震災福島第一原発事故の対応で菅政権の統治能力に対する有権者の不信は強く、退潮傾向に歯止めはかからなかった。一方、東京都知事選では石原慎太郎氏が4選。地域政党の「大阪維新の会」は大阪府議会で過半数を占め、「減税日本」「日本一愛知の会」も大幅に議席を増やした。
 菅政権は震災と原発の危機管理に専念することで政権批判を封じてきたが、統一選の敗北は菅政権の対応が評価されていないことを鮮明にした。震災の復旧・復興関連法案や補正予算案などで野党の協力を得られるかどうか微妙な情勢だ。
 政権は昨年の参院選以降、主な選挙で負け続けている。12日告示の衆院愛知6区補選も独自候補擁立を断念。菅直人首相の求心力低下は止まらず、自民党石原伸晃幹事長は10日夜、「民心が離れた政権で国難に対処できるのか」と強調した。・・・(略)

http://www.asahi.com/senkyo/local2011/news/TKY201104100235.html(朝日)

多くの国民は「だめだこりゃぁ」と震災対応の体たらくを見抜いていたということでしょう。読売新聞から菅総理の敗戦の弁です。

統一選「率直に敗北と認めざるを得ない」…首相 2011年4月26

 菅首相は、26日午前の閣僚懇談会で、統一地方選民主党の結果が振るわなかったことについて「率直に敗北と認めざるを得ない」と述べた。

 敗因については「いろいろな方から震災対応が悪くて負けたとの批判があるが、当たっていない。震災対応はこれまでしっかりやってきているはずだ」と述べ、東日本大震災への対応には自負を見せた。各閣僚には「自信を持って頑張ってほしい」と訴えた。

https://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110426-OYT1T00282.htm(読売・リンク切れ)

菅総理は、口だけは達者です。もっと恐ろしいのは、本当に自分は立派に職務をこなしていると思い込んでいる節があることです。自画自賛や自意識過剰を超越してパラノイア的なところが感じられます。

民主党内でも菅おろしの声が上がりはじめますが、党の議員は菅総理に今解散されると自分の選挙が危ないと強く出ることができないのです。

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