2010年11月13日、米国のオバマ大統領が来日、鳩山総理と初の首脳会談が行われました。そこで発せられた言葉が「トラストミー」。
この問題俺が何とかするから、信じてよ。ねっオバマさん！
しかし、結果は何にもできませんでした。産経新聞の記事を紹介します。
「トラスト・ミー」は食事の勧め 鳩山氏、説明変更も矛盾 オバマ氏と陛下との会見にも難癖 2014.4.25
11月13日，米国オバマ大統領が来日した際の会談で，沖縄普天間基地に関して"Please trust me."と大統領に語ったにも拘わらず，翌日にはシンガポールで「年内に解決すると約束したわけでない」と表明してオバマ大統領の顔に泥を塗ったに等しい鳩山由紀夫は，その後も右へ左へとぶれたまま，基地問題を来年に持ち越すと米側に通告しようとしている。
鳩山由紀夫元総理は24日、TBSラジオに出演し、総理在任中の平成21年11月に東京でオFバマ米大統領と会談した際、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設決着に向け「トラスト・ミー」（私を信じて）と発言したことについて、会談後の夕食会でオバマ氏に食事を勧める際の発言だったと修正した。
だが、鳩山氏は会談後、移設問題について自ら記者団に「できるだけ早く結論を出したい。だからトラスト・ミーと言った」と明言。その後も普天間問題の文脈で発言していたことを繰り返し強調しており、説明が矛盾している。
鳩山氏はラジオで「大統領が好きだというパンケーキを出して『食べろ』と言ったら、おなかいっぱいだと食べてくれなかった。そのときトラスト・ミーといった」と説明した。さらに同席した官僚が誤って情報を伝えたと主張し、「普天間の移設先を辺野古にするからトラスト・ミーと言ったつもりは全然ない。勘違いなのに批判され、怖いなと思った」と語った。
https://www.sankei.com/politics/news/140425/plt1404250037-n1.html（産経）
後になって、ぐちゃぐちゃ言い訳がましいのが、いかにも民主党です。
さて、ルーピー鳩山首相は、来日しているオバマ氏に「トラストミー」と発言した直後、オバマ氏を日本に置いたまま、シンガポールで行われるAPECへと旅立ちます。とっても失礼なことをしているのですが、当の鳩山氏は自身の「東アジア共同体構想」をAPECで発表するとルンルンだったようです。
この仕返しは、野田政権の時に行われました。2012年5月、野田総理が訪米しオバマ大統領と会談した際、オバマ大統領はそのままアフガンを電撃訪問。オバマ大統領が訪日時に置き去りにされたことへの仕返しをされたのです。外交って怖いですね。
