民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇ガソリン値下げ隊と暫定是率廃止

「ガソリン値下げ隊」を覚えていますか?福田政権が「2008年3月31日に期限がきれるガソリンの暫定税率を維持、延長しようとしたのに対し、民主党が、暫定税率を廃止、ガソリン値下げ25円/ℓを主張、2008年1月に立ち上げた国会議員グループのことです。隊長に川内博史衆議院議員(鹿児島1区)、太田和美柚木道義石川知裕細野豪志松野頼久山岡賢次小沢鋭仁安住淳高山智司小川淳也菅直人などおなじみの民主党メンバー52名が顔をそろえました。そして「ガソリン25円値下げ」の幟を立てビラを配るなど、各地で民主党お得意のパフォーマンスを繰り広げました。
隊長です。

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マスコミも積極的に報道していたと思います。その一方、国会では山岡賢次国会対策委員長(栃木4区)が「ガソリン国会」と位置づけ,会議の開催を阻止するために衆議院議院運営委員長、衆議院議長を監禁するなど暴力的妨害活動を行っています。

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そうした中、暫定税率は3月末で期限が切れ、いったんガソリン代は大きく値を下げることになりますが、2008年5月に衆議院で再可決することで復活します。

その後民主党は「ガソリン25円/ℓ値下げします」をマニフェストに大きく掲げ、政権交代を果たしますが、その財源が見つからないために頓挫します。これも小沢一郎氏の「鶴の一声」で決まってしまいました。朝日新聞の記事です。

暫定税率維持 子ども手当に制限 民主要望、公約と違い 2009年12月16

 民主党小沢一郎幹事長は16日、総理官邸に鳩山由紀夫総理を訪ね、来年度予算と税制に関する要望書を渡した。ガソリン税などの暫定税率分の維持と子ども手当への所得制限導入は、8月の総選挙で掲げた党の政権公約マニフェスト)の根幹部分を変更する内容だが、鳩山内閣は予算編成にそのまま反映する方針。小沢氏主導のマニフェスト改変で、政権の信頼性は大きく損なわれた。

 小沢氏は会談冒頭、「政治主導でこうした要望について実現するよう最大限の努力をしてもらいたい」と要請。総理は「党というより国民の思い。感謝したい」と応じた。この後、平野博文官房長官は記者団に「この要望を予算編成に政府が責任を持って最大限(生かすよう)努力する」と述べた。・・・(略)

http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200912160394.html(朝日)

いつの間にか暫定税率の維持が「党というより国民の思い」になってしまっています。国民はガソリンを値下げして欲しいに決まっているじゃありませんか?それに小沢一郎氏は、当時「党の幹事長」であって政権の人間ではありません。政治主導が、なんと「政党主導」になってしまっているのです。増長する小沢一郎氏の権力が伺えます。

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ネットで有名なテレビニュースの一場面があります。インタビューを受けるのは小沢ガールズの一人、太田和美氏(福島2区)。ガソリン値下げ隊のことを聞かれると「そうでしたっけ?フフフ」。まさに民主党マニフェストを象徴しています。
動画がありました。

高速道路の無料化、暫定税率廃止という二つのマニフェストが実行不能になったわけですが、ここでもう少し突っ込んで考えてみましょう。

この二つの項目が実現すると国民が自動車での移動を積極的に行うようになります。すると、ガソリンを多く消費して、二酸化炭素を多く排出するようになります。ところが民主党マニフェストには、「2020年までに温暖化ガスを25%削減90年比)するため、排出量取引市場を創設し、地球温暖化対策税の導入を検討します。」と書かれています。高速道路無料化、暫定税率廃止でガソリン値下げ、自動車もっともっと活用しましょうと言いながら、地球温暖化防止のため、二酸化炭素排出抑制を実現しますと宣言しているのです。矛盾していますよね。

いかに、このマニフェストが、カッコいいキャッチフレーズを並べただけの絵に描いた餅かがわかります。次は絶対騙されません。騙されてはいけません。

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