2012年7月17日、民主党の参議院議員・谷岡郁子氏(参・愛知県選挙区)、行田邦子氏(参・埼玉県選挙区)、舟山康江(やすえ)氏(参・山形県選挙区)の3人が民主党の輿石東幹事長に離党届けを提出、4月に国民新党を離党した参議院議員・亀井亜紀子氏(参・島根県選挙区)とともに新会派「みどりの風」の結成を発表します。
「みどりの風」は、当面の3つの課題として次の3点を掲げました。
(1)原発ゼロ社会の実現
(2)反TPP(脱新自由主義)
(3)反「(税・社会保障)一体改革法案」
東洋経済の記事です。原発ゼロ・反TPP・反消費税。民主党が抱える時限爆弾が解散が見えてきて爆発をはじめたのでしょう。
民主党から参院議員3人が新たに離党、「原発ゼロ」掲げる新会派を結成 2012/7/12
谷岡氏は記者会見で、「現在の民主党執行部は責任も果たさず、マネジメントも欠如している。仲間と離れるのは忍びないが、原発ゼロの社会をめざすために離党を決断した」と語った。行田氏は今後の活動に関して、「衆議院でも理念を共有できる仲間に声をかけていきたい。政策が一致する政党と連携していく」と述べた。
https://toyokeizai.net/articles/-/9623(東洋経済)
谷岡郁子氏と言えば、女子レスリングのパワハラ問題の至学館大の学長ではないですか。舟山康江氏は農水政務官にもかかわらず赤松口蹄疫の発生時にデンマークへ外遊していた方です。一くせも二くせもある女性が、日本のためにひと肌脱ぐというマスコミが好む構図です。
この後「みどりの風」には、解散総選挙時に泥船から這い出してきた民主党議員が出たり入ったりで混乱、選挙後には政党要件の議員5人は確保、その後も誰かが離党し、あっちの政党とくっつきなどを繰り返しました。2013年12月31日に当時は政治団体であった「みどりの風」は解散します。