「防衛、安全保障はわが国の重要な課題だ。粉骨砕身、誠心誠意質疑に答え、さらなる研鑽(けんさん)を積んで、(野党側に)納得していただける答弁を果たせるように努力したい」
田中防衛大臣のこの発言は、「ぼく努力してがんばって答弁するから、よろしく。テヘっ」ってことですね。
大臣は答弁するだけがお仕事ではありません。日本を守る、防衛する。そのトップなのです。答弁だけ乗り越えればそれで大臣の仕事が務まる。素人大臣続出の民主党政権の姿勢が現れている言葉です。産経新聞の記事です。
2012年3月16日
田中直紀防衛相は16日午前の記者会見で、自身の答弁に野党側が反発し、参院予算委員会の審議がたびたび中断していることに対し「防衛、安全保障はわが国の重要な課題だ。粉骨砕身、誠心誠意質疑に答え、さらなる研鑽(けんさん)を積んで、(野党側に)納得していただける答弁を果たせるように努力したい」と述べた。
田中氏にしてみれば、今後の答弁で信頼を得たいようだが、すでに防衛相就任から2カ月あまり。予算委で質問した自民党の山本一太前政審会長は「田中氏の人柄も一生懸命さも分かるが、防衛相として不適格だ。一刻も早く辞めてほしい」と厳しく批判している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120316/stt12031609340000-n1.htm(産経・リンク切れ)