田中防衛大臣の項でも紹介しましたが、田中真紀子氏は女性誌でも人気で、多くの記事が残されています。女性から見ても、ある意味身近でニュース性のあるキャラクターなのでしょう。
女性セブン、女性自身の記事をご覧ください。
女性セブン:田中真紀子 大学不認可騒動で「官僚にしてやられた」と識者 2012.11.22
騒動勃発から1週間、田中真紀子文部科学大臣(68才)は完全降伏に追い込まれた。文科省の審議会が決めた3大学の来春開校の認可を、鶴の一声でひっくり返した眞紀子氏だったが、猛反発を受けて発言を撤回。3大学の開校を認可して謝罪するというドタバタ劇を展開した。
教育ジャーナリストの野原明さんは、この顛末を「非常に残念」と振り返る。
「真紀子氏のやり方はいかにも性急で、批判されて然るべき。しかし、設置認可の考え方としては正しい。大学が多すぎるし、質が低いのは事実で、新設に限らず、東京大学以下、日本の大学教育のあり方を変えなければならないと思います」(野原さん)
一方、政治ジャーナリストの森省歩さんは、真紀子氏は官僚にしてやられたと見る。
「外務大臣のときは外務官僚が戦々恐々としていたが、今は真紀子氏の人気が下がっていることもあって、文科官僚はおだて役、すかし役、なだめ役を決めておいて、真紀子氏を操る余裕が見えた。今回は3大学の不認可をぶち上げた真紀子氏をあえて止めなかった。そして失敗したところで、どう対処すべきか知恵をつけるなど、何らかの助け船を出したと見られます。これで真紀子氏は文科官僚に頭が上がらなくなった」
https://www.news-postseven.com/archives/20121122_155457.html(女性セブン)
女性自身:田中真紀子気分屋すぎる発言連発に「周囲の官僚は絶句…」 2012/10/31
「田中大臣の気まぐれには、振り回されっぱなしですよ。言っていることも機嫌も、特に理由もなく、突然、コロコロ変わるんですから。対応に困ってしまいます」
こう戸惑いを隠さないのは文科省の幹部のひとり。田中真紀子文部科学大臣(68)の「気分屋」ぶりが、文科省の官僚たちを悩ませている。10月中旬には、文科省が東日本大震災の復興予算を核融合研究事業などに使ったことを無駄遣いと指摘され、答弁に立った真紀子大臣は、苦しい言い訳を強いられた。
「大臣の答弁については事前に省の幹部が説明します。しかし田中大臣は、最初は熱心に聞いてくれているように見えても、説明が長く続くにしたがって『もっと要点をまとめて話しなさいよ』とだんだん不機嫌になります」(前出・文科省の幹部)
特に、自分の都合の悪いことや興味の薄い分野に関しては、集中力が続かないようだ。
「不機嫌そうに答弁の打ち合わせをしていた次の瞬間に、突然、機嫌がよくなって『ねえ、ちょっとあなた、今度みんなで熱海の温泉に行きましょうよ』と、官僚たちを旅行に誘いました。これには、思わず絶句してしまいましたよ」(別の文科省の幹部)
真紀子大臣は、思ったことをすぐに口に出さずにはいられないらしい。
「この田中大臣の不機嫌な言動がいつ大爆発するのか、省内ではヒヤヒヤしています」(文科省職員)
真紀子大臣の“不機嫌爆弾”は、いつ破裂するのか!?
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1608429/(女性自身)
外務省の過去があるので戦々恐々としていた官僚も、気まぐれにとまどいながらもうまくコントロールしているようです。お父様の悪いところばかりを引き継いでいるようです。政治家には向いていないのでしょうね。