民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇お願い!谷垣さん。大連立のお誘い

菅総理は、震災直後、なんと谷垣氏に大連立を要請します。野党・自民党総裁の谷垣氏に入閣を打診します。

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震災の被害のあまりの大きさと、それに対抗する自らの無能さを感じ、これは手に余ると気がついたのでしょうか?日経新聞です。

首相、自民総裁に副総理での入閣要請 谷垣氏は拒否 2011/3/19

菅直人首相(民主党代表)は19日、自民党谷垣禎一総裁と電話で話し合い、副総理・震災復興担当相での入閣を要請し、大連立を打診した。谷垣氏は「あまりに唐突な提案だ」と首相の提案を拒否したうえで「閣外から全面協力する。今は体制をいじる時ではなく、災害復旧、原発対応などに全力を尽くすべきだ」と表明した。与党内にも首相の判断に不信感が出ており、首相は野党への新たな対応を迫られる。・・・(略)

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1901Z_Z10C11A3MM8000/(日経)

 これは空き缶総理の菅氏らしい卑怯な手です。

連立断れば、自民党は被害者のことを考えていない!とアピールでき、連立に入れば自分たちの失敗を全部谷垣氏に押し付けることができる。こんな時にも悪知恵だけは働くものです。感心します。

もちろん谷垣氏は断りました。しかし、自民党内で大連立に対する議論がじわじわと起こってきたようです。朝日新聞です。

大連立構想、自民で議論過熱 条件には温度差  2011年4月2日

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 菅直人首相からの入閣要請をいったん断った自民党内で、民主党との大連立構想が熱を帯びてきた。東日本大震災原発事故の被害が甚大で、解散・総選挙が遠のいたことに加え、巨額を投じる震災復興に関与したいという思いが、自民党の背中を押している。

 大連立をめぐり、自民党は百家争鳴の様相だ。谷垣禎一総裁は3月30日から首相経験者を相次いで訪ねた。森喜朗元首相は「我が党にはいろいろな人材がいる」と前向きだった。安倍晋三元首相は「民主主義を非常に弱くする。全く考えられなくはないが、期限を区切らなくてはならない」、福田康夫元首相は「与野党ともに協力しなければいけないが、その形は十分考えなければいけない」と慎重な姿勢をにじませた。

 大連立の条件も温度差がある。ベテラン議員には「現在は危機的状況」として菅首相のままでの大連立を容認する声がある。早期解散が望めない今、長年政権を担ってきたベテラン議員たちは国家的大事業である震災復興を政権外から眺めることに我慢できない――との見方は党内に少なくない。

 これに対し、中堅・若手には「菅首相の交代は絶対条件」との声が強い。「やるとしても期限を切り、自民党から首相や主要閣僚を」(山本一太参院政審会長)との強硬論もある。谷垣氏は1日、岩手県釜石市で「できることは一生懸命協力したい」と記者団に述べたが、大連立の是非には触れなかった。

 ねじれ国会に翻弄(ほんろう)されてきた民主党内には大連立への期待が広がる。原理原則を重視する岡田克也幹事長も3月31日の記者会見で「戦後経験したことのない大きな事態に直面し、政治で何ができるか問われている。党派を超えた協力が必要だ」と強調した。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104010429.html(朝日)

結局大連立は流れましたが、権力には尽きない魅力があることは確かなようです。

追記2019年7月20日)この大連立のお願いを、菅総理は谷垣総裁に電話一本でお願いしたようです。常識外れというか?上から目線と言うか?
茉莉花さんの徒然日記からお借りします。

民主党『大反省会』 田崎氏、伊藤敦夫氏、ひるおびが辛口検証。
 伊藤惇夫「たとえば菅さんのその発言見てても、大連立の話ですけど。菅さん、どういう形で大連立を自民党に要請したかというとですね。電話一本でやってるんですよ。これ政治の世界、他の世界でもそうでしょうけど、たとえば企業が合併するときにですね、相手の社長に電話一本で合併しようよって言いますか?極めて非常識な話で、その後谷垣さんの周辺の方と話をしたら、もしあの時、菅さんが直接自民党本部に乗り込んできて連立を要請したら受けてたかもしれないって言ってましたね。総理官邸と自民党の本部って車で3分なんですよ。そういう電話一本で持ちかけて、谷垣さんが逡巡した途端に、じゃあいいよって切っちゃったわけですね。菅さんが。それが結果的に連立を組めなかった理由で、むしろ菅さんの方に責任がある。」

http://marimari00.blog105.fc2.com/blog-entry-244.html(徒然日記)

 

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