台湾は、東日本大震災にあたり200億円という世界で一番の寄付を贈って頂きました。
あまり順位をクローズアップしたくないのですが、赤十字への寄付のランキングをマイナビニュースからです。
東日本大震災後の海外からの義援金、1位は米国・2位は台湾・3位タイ--日赤 2013/04/05
日本赤十字社は5日、東日本大震災後、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金の額について明らかにした。これによると、1位は米国で29億9811万8250円、2位は台湾で29億2894万7417円、3位はタイで20億5930万8051円、4位はオマーンで10億7670万641円、5位は中国で9億1997万1886円だった。
https://news.mynavi.jp/article/20130405-a207/(マイナビ)
赤十字への寄付で全世界で2位の29億円以上を支援して頂いています。
実際には、250億円にもその寄附の金額がのぼっています。nippon.comに詳細を紹介している記事がありました。
データで見る東日本大震災の台湾からの義援金250億円 2018.04.15
東日本大震災で世界有数規模の義援金を日本に届けた台湾。その義援金がどのように集められ、そして使われたのか。台湾外交部発表資料を基にまとめた。東日本大震災が発生し、わが国が台湾など世界各国から多大な支援を受けたことは、日本で生きる人々にとって絶対に忘れてはならない。その中で、台湾の「200億円」という莫大(ばくだい)な義援金は、金額ばかりが独り歩きし、具体的な募金の実態については散発的にしか伝えられていない。
その理由として、長栄集団(エバーグリーングループ)会長・張栄発氏の巨額の支援に代表される個別の物語に報道のポイントが多く当てられ、総合的なデータに基づいたものが少ないことが考えられる。
台湾人の善意がどのような形で日本に送られ、震災復興に役立てられたのか。これは、支援した台湾人、それを受けた日本人問わず知りたい情報であり、シリーズ「福島、元気です!」にとっても、伝えたい重要なデータである。
東日本大震災から7年が経過した今、改めて台湾からの善意について、データから読み解いた。
台湾から届けられたのは総額253億円
台湾外交部が発表した東日本大震災に関する義援金などの資料によると、義援金は①外交部や地方自治体などの政府機関からのもの
②慈善団体や機関団体が集めたもの
③長栄集団会長・張氏や日本台湾交流協会など直接日本に届けた個人や団体のもの
の3種に区別される。
2014年12月31日までに、
①からは7億6975万元(約28億円)
②からは54億3145万元(約200億円)
③からは6億5346万元(約24億円)、
合計で68億5466万元(約253億円)に上る。・・・(略)
https://www.nippon.com/ja/features/c04918/?pnum=2(nippon.com)
そのうち200億円が慈善団体や機関団体が集めたものとなっています。たしかセブンイレブンでの寄付が台湾が世界一との情報が当時ありました。日本李登輝友の会 愛知県支部から引用させて頂きます。
世界のセブンイレブン義援金、世界一は台湾 最下位はやっぱりあの国!? 2011年7月25日
東日本大震災に対する台湾の義捐金は、訪米中の台湾政府高官が7月11日、200億円に達
したことを明らかにしたように、断トツの世界一だ。
それは、世界に4万を超える店舗をもつ「セブンイレブン」に置かれた募金箱の集計結果からも明らかになった(店舗総計は40,871店舗、日本の13,233店舗以外の27,638店舗における集計結果)。 このニュースは、NPO法人「日本ネイビークラブ」の大橋武雄理事長からのメールで知ったが、6月21日付の「とろとろですとろん」というブログが「G−DASH」のニュースを元につづっている。◆ NPO法人「日本ネイビークラブ」
http://japannavyclub.org/【ブログ「とろとろですとろん」:2011年6月21日】
http://blog.livedoor.jp/deathtron/archives/52166542.html
世界のセブンイレブンに設置してある募金箱の各国の募金金額が発表されました。セブ
ンイレブンは全世界に展開しておりそんなセブンイレブンにて募金された各国の募金状況
は次の通り。アメリカ・カナダ 約6,534万円
ハワイ 約418万円
マレーシア 約528万円
フィリピン 約30万円
香港 約1,188万円
メキシコ 約387万円
台湾 約3億368万円
タイ 約1,600万円
シンガポール 約1,127万円
インドネシア 約293万円
韓国 74万円総額 約4億2,551万円・・・(略)
世界のセブンイレブン義援金、世界一は台湾 最下位はやっぱりあの国!? | 日本李登輝友の会 愛知県支部
それくらい一般の個人の方の関心が高く、多くの義援金を寄附して頂いているのです。
ここでShounanTKさんのツイッターのから引用させて頂きます。
その紹介文の通り、多くの埋もれた情報がここにありました。震災関連の情報について引用させて頂いて紹介します。
下の返信の部分をご覧ください。わずか4時間のチャリティ―番組で21億円もの寄附が集まりました。驚いていては失礼です。非常感謝。(上の非礼の部分は次の項で詳しく紹介します。)
東日本大震災の時
— ShounanTK (@shounantk) March 7, 2019
台湾は
わずか4時間のチャリティー番組で
7.8億台湾ドル(約21億円)集めた
台湾全体の義援金の総額は
米国に次いで世界で2番目だが
・人口は米国の1割の2300万人
・物価は日本の1/3
→どんなに凄い事か
「日本は台湾の大地震の時、世界で一番早く助けてくれた。その恩返しです」 pic.twitter.com/7IyfNuHdtU
東日本大震災の時
— ShounanTK (@shounantk) March 12, 2019
台湾のチャリティー番組で「自分の生命の危険を顧みず、原発で作業する50人の勇士宛に5000万台湾ドル(約1億3000万円)を匿名の企業家が寄付しました」
海外ではこの50人を称賛した
全てが不安の中、福島第一原発で作業していた多くの方々に、私達も敬意をhttps://t.co/GQYkd66cC2 pic.twitter.com/1iJ95BuGvp
台湾の海運、航空会社の創業者張栄発が個人で10億円以上を寄附して頂きました。
台湾の海運・航空会社
— ShounanTK (@shounantk) January 31, 2016
エバーグリーン創業者
張栄発さんが死去
東日本大震災の時
個人で10億円を寄附し
自分の関連会社に対して
国際救援組織の関係者や物資を
被災地まで無料で運ぶよう指示
あなたの事を
少しでも多くの人に広めます pic.twitter.com/JUnPkgaMPk
上記の「データで見る・・・」記事の③約24億円のグラフです。張氏の寄付が突出していることがわかります。
張栄発氏は、先日逝去されました。感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます。
また台湾のパソコンメーカーASUSでこんなことがありました。
東日本大震災の時
— ShounanTK (@shounantk) March 8, 2019
台湾のPCメーカー
「ASUS」の技術者が独断で
PC内部の基板の
誰も気付かないような場所に
日本への応援のメッセージを
刻印していた(右下)
「GOD BLESS JAPAN」
→日本に神のご加護を
発覚した後も
会社は追及せず黙認したという
あの時の心遣いを
多くの日本人に知ってほしい pic.twitter.com/azT7fwVTfW
最後に、病院再建に多くの支援が台湾赤十字社から支援されている件です。
東日本大震災の時
— ShounanTK (@shounantk) March 8, 2019
津波で4階まで水に浸かり
74人が犠牲になった建物
志津川病院を覚えてますか?
2015年12月に
建設費約56億円のうち22億円を
台湾赤十字社からの支援を受け
生まれ変わりました
保育園の建設なども同様でした
支援する側はともかく
支援された側は
知っておいたほうがいい話です pic.twitter.com/kMwD6YOUYy
ShounanTKさんのツイッターには、マスコミに報道されない数多くの情報がありました。台湾以外の国の情報は別途お伝えしようと思います。
特に台湾関連は、中国に忖度しているのか?マスコミがとりわけ報道しないため、多くの国民が知らない状態に置かれているのが現実です。これだけの大きな支援を頂いていいるのに、とても失礼なことになっています。
しかし、当時の民主党政権は、台湾に対してもっと失礼というより非礼な応対を繰り返していました。