民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■民主党政権と拉致問題

民主党政権において、拉致問題はほとんど、もとい全く進展しなかったと言えるでしょう。その証左といえるのが、民主党政権3年3か月において、拉致問題担当大臣に8人もの議員が担当しているのです。

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中井洽氏、柳田稔氏、仙谷由人氏、中野寛成氏、山岡賢次氏、松原仁氏、田中慶秋氏。藤村修氏(官房長官兼務)平均1人約5か月、じっくり腰を据えて取り組んだとはとても思えません。
※付録の「民主党政権年表・内閣布陣」をご覧頂くと、拉致問題担当大臣だけオレンジの背景色で区別し、点線矢印でその推移を追うことができます。
これをみると、そのほとんどが国家公安委員長との兼務ですが、岡崎トミ子氏と小平忠正氏が国家公安委員長であった時期は、法務大臣が兼務しています。さすがに岡崎トミ子氏に拉致問題担当大臣は無理だとの認識が働いたのでしょうか?小平氏がなぜ国家公安委員長拉致問題担当大臣を兼務しなかったのはよくわかりません。ただ、法務大臣と兼務した田中慶秋氏が暴力団との交際が明るみになって早々に退陣しています。

この拉致担当大臣の経緯をみるだけでも、民主党政権がどれだけ拉致問題を軽視しているのかが伺い知れます。

その田中慶秋氏を法務大臣に抜擢したのは野田総理ですが、山岡賢次氏を国家公安委員長拉致問題担当大臣に任命したのも野田総理でした。マルチ商法やパチンコ業界との癒着が疑われている人間に拉致問題を担当させるセンスのなさに、民主党政権のどうしようもない無能さが現れています。いや、日本を壊そうとしている意志すら感じていまいます。

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