2009年10月11日、岡田外務大臣がアフガニスタンへ電撃訪問します。首都カブールでカルザイ大統領と会談、上記の自衛隊のインド洋給油活動を「単純延長しない」方針を伝え、代わる復興支援策として、元タリバン兵士を対象とした職業訓練や農業技術協力など、民生分野での支援を強化する考えを表明します。
これを受けて鳩山総理が、50億ドルの支援を表明します。パキスタンにも20億ドルです。片や埋蔵金が無いと大騒ぎしながらの支出です。外に向けていい顔し過ぎじゃないですかね?朝日新聞です。
アフガンに5年間で50億ドル拠出 首相が支援表明へ 2009年11月7日
鳩山内閣は6日、アフガニスタンへの新たな支援策を固めた。反政府勢力タリバーンの元兵士に対する職業訓練や警察支援など民生支援に5年間で50億ドル(約4500億円)を拠出。また、治安が悪化する隣国パキスタンに対しても5年間で20億ドル(約1800億円)を支援する。
鳩山由紀夫首相は来年1月で期限が切れる海上自衛隊によるインド洋での補給活動を延長しない方針を表明しており、新たな支援策を閣内で検討していた。日本は02年以降、アフガン民生支援に総額約20億ドルを拠出してきたが、大幅に増額する。13日の日米首脳会談でオバマ大統領に伝え、アフガン安定化に協力して取り組む姿勢を打ち出す。
・・・(略)(五十嵐誠)
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200911060470.html(朝日)
この政権の外交の軸が国益や世界の情勢中のバランスにないことがわかります。
「前政権の否定」、「自分達の手柄」、「総理の名声」。これが民主党政権の外交です。