民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇愚かな総理・ルーピー誕生

2010年4月、鳩山総理は谷垣禎一氏との党首討論において、このように発言しています。国会議事録からです。

2010年年04月21日 国家基本政策委員会合同審査会

谷垣禎一 総理は、先日、アメリカに行かれまして、核セキュリティーサミットに参加されましたね。これは、アメリカと日本がイニシアティブを取って始めたもので、たしかシェルパ会合も日本で行われたと記憶しております。日本は唯一の被爆国という立場であり、当然このサミットでは外交的なリーダーシップを発揮しなければならない、こういうことであったと思います。

 ところが、私は、これが終わりました後のメディアの評価を読みまして愕然としました。ワシントン・ポストであります。オバマ政権の当局者たちの意見によれば、このショーの最大の敗北者は、哀れでますます愚かな鳩山総理だったとまで言っている。私は、怒り心頭に発しました。何たる日本国総理大臣に対する暴言だろうと、私はそのように思いました。

 しかし、考えますと、その原因が総理、あなたにあるということも否定できません。問題は、前回の党首討論でも申し上げましたが、総理の政治の責任者としての発言、これが軽い、そしてうまくいかないときにはあたかも他人事のように責任を転嫁する、こういうことが今まで幾つもありました。あなたの政権で、政治と金の問題、だれ一人責任取った人はありません。そしてまた、政策においても数々のマニフェスト違反がありました。あなたたちのいわゆる改革を推し進めるというよりか、むしろ歯車を逆に回している面がある。・・・(略)

内閣総理大臣鳩山由紀夫君) 確かに、ワシントン・ポストの言われるように、私は愚かな総理かもしれません。

 それを、昨年の十二月において、もし、えいやっと辺野古という場所に新たな普天間の移設先を決めていればどんなに楽であったか計り知れません。そして、そのことでオバマ大統領との間で日米関係が一見良くなったように見えたかもしれません。しかし、果たしてそうでしょうか。私はそうは思わなかった。決して、愚かだったから、愚直だったから、あるいはそうかもしれません。しかし、結果として辺野古の海、果たして工事が進んだでしょうか。私は、結果としてあと数年間何も動かなくなる。結果として、日米関係が一見良くなったにもかかわらず、結局は日米安保おかしくなったね、あの結論間違いだったじゃないか、そのように言われたかもしれない。

愚かな総理とは increasingly loopy Japanese Prime Minister Yukio Hatoyamaと4月10日付のワシントンポスト紙で報じられたことです。ここからルーピーのあだ名が誕生しました。しかし、谷垣総裁もかなりつっこんでいますね。ちょっと見直しました。

ワシントンポストの原文の抜粋です。

By far the biggest loser of the extravaganza was the hapless and (in the opinion of some Obama administration officials) increasingly loopy Japanese Prime Minister Yukio Hatoyama. He reportedly requested but got no bilat. The only consolation prize was that he got an "unofficial" meeting during Monday night's working dinner. Maybe somewhere between the main course and dessert?

ワシントンポスト リンク不明)

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