「国民の生活が第一」を掲げ、「高速道路無料」「ガソリン値下げ」「子ども手当」と華麗なるマニフェストを謳った民主党、「株価13000円越え」「景気回復」「生活が楽になる」と煽ったマスコミ。その鳴り物入りで誕生したのが、民主党、社民党、国民新党の連立による鳩山政権でした。
この時、国民の誰もが、この若い笑顔の鳩山由紀夫総理が、その後ルーピーと呼ばれ、国政を滅茶苦茶にするとは思ってもみていませんでした。もちろん、マスコミだって完璧は無理でも、無難にはこなしてくれると思っていたに違いありません。
しかし、鳩山総理の就任会見の言葉を改めて読んでみてください。この後の失政の予感に満ち溢れています。今となってはですが・・・。
「未知との遭遇」?、ところどころに「俺たち素人だし、失敗しても大目に見てくれよな。国民のみなさんよろしく!」って言いわけがにじみ出ています。
「ぼくっ、政権童貞なの、テヘッ、よろしくね。」
【鳩山総理冒頭発言】
このたび、衆議院、参議院両院におきまして、総理に選出をいただきましたその瞬間に、日本の歴史が変わるという身震いするような感激と、更に一方では大変重い責任を負った、この国を本当の意味での国民主権の世の中に変えていかなければならない、そのための先頭を切って仕事をさせていただく、その強い責任も併せて感じたところでございます。
・・・(略)
多分、いろんな試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思います。是非、国民の皆様にも御寛容を願いたいと思っております。何せまだ、ある意味での未知との遭遇で、経験のない世界に飛び込んでまいります。政治主導、国民主権、真の意味での地域主権の世の中をつくり上げていくために、さまざまな試行実験を行ってまいらなければなりません。従いまして、国民の皆様方が辛抱強く、新しい政権をお育てを願えれば、大変幸いに思っております。
・・・(略)
全文はこちら
http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/200909/16kaiken.html(官邸)
辛抱強くって・・・。3年3か月辛抱させられるとはこの時は思ってもみませんでした。