民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇マスコミ、信頼度への疑問符

「マスコミは常に正しい」「マスコミは中立公正」「マスコミ報道が世界の全て」

私が勝手につくった旧「マスコミ三大定理」です。インターネットが普及する前は、情報とかニュースと言えば、テレビ・ラジオ・新聞だけといっても過言ではありませんでした。なのでこの三大定理を信じるほかなかったのです。疑うこともありませんでした。だからこそ「椿事件」は衝撃的な出来事でした。

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私が子供の頃は、日本のこと、世界のことはテレビと学校の先生が全てでした。その全てが真実で、それが世界で起きていることの全てだと信じていました。中学生あたりではそこに新聞が加わりますが、新聞はテレビよりも信頼度が高いと感じていました。ちなみに当時の我が家の新聞は朝日でした。「自民党は戦争をしたがっていて、武器を売って儲けたがっている」「原発は怖い、自民党の利権のために推進している」「日本は戦争中に悪いことした」、日教組朝日新聞の思うがままに育ってきたのです。もちろん両親は完全に洗脳されていました。また、中学校の日教組丸出しの社会科の教師に大きく影響を受けていました。いい先生ではあったのですが・・・。

しかし、インターネットは全てを変えました。旧「マスコミ三大定理」がぐらぐらと崩れていきます。コペルニクス的転回と言うか、天動説から地動説に転換するのってこんな感じだったのかもしれません。「それでも地球は回っている。」ガリレオの気持ちがよくわかります。
「それでもマスコミは嘘をついている。」

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「マスコミは嘘をつく」「マスコミは(中韓・野党に)偏向している」「マスコミは都合の悪いことを報道しない」ことに気づくのです。新「マスコミ三大定理」です。今まで信じ切っていたものが、ガラガラと全く信用できないものに変わっていったのです。
なぜか中国、韓国の味方をし、日本が悪人のような印象操作をしている。野党に有利に報道し、自民の失点はこれでもかと叩きまくる。第一次安倍政権の何とか温泉水とか絆創膏とかありました。そして野党の不祥事は、ほとんど報道しないのです。辻元清美氏の外国人献金、関西生コン豊中市野田中央公園などの疑惑が表に出てきません。
そこには悪意すら感じられます。日本を貶めるために悪意を持って情報を操作しているマスコミの姿が浮かび上がってくるのです。
これが顕著にうかびあがったのが「不二家」のチョコレート事件だったように記憶しています。みのもんたがこれでもか!と企業を叩いていました。古くなったチョコレート集めて新しい製品に作りかえるなんてコストがかかり過ぎること誰でもわかりそうなのに・・・。

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そしてこの機運は、ネットを通じて急速に広がります。が、しかし悪夢の政権交代には間に合いませんでした。マスコミの煽りを食らって国民中が政権交代を望む空気に染められてしまったのです。ネットの無力さを噛みしめた時でもありました。
その後、民主党政権の失政が次々と明るみに出ると、国民もそろそろ気が付きはじめます。「バラ色の社会になるとあれだけ煽ったのは何だったの?」「マスコミは本当に正しいの?」そんな疑問が一般の国民の中に少しずつですが芽生え始めるのです。
民主党政権の目を覆いたくなるような無能さを、マスコミは「報道しない自由」で何とか擁護していましたが、ネットではすぐに拡散されていき、そのギャップがマスコミの信頼度を落とすというサイクルに入っていきます。

ただ問題なのは、わたしの両親のようにネットを全く見ない団塊から上の世代には「マスコミの三大定理(旧)」が未だに根強く残っていることです。呑み屋でおっちゃんから「そんな馬鹿な!テレビや新聞がウソつくわけないやろ!」と笑われて、高齢者の鉄壁ともいえるマスコミ信仰を改めて感じることもありました。そこには、テレビ局職員の高笑が聞こえてくるような気がしたものです。

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自民党の麻生氏が「新聞読まない人は、全部自民党なんだ」と10代から30代で自民党支持が多いことについての発言がマスコミに問題視されたことが記憶に新しいです。ネットの普及もありますが、日教組の組織率が下がり、その力を失いつつあることも無関係ではないでしょう。
2019年4月の沖縄の衆議院補欠選挙でも野党候補の屋良氏が勝利した時も、若い人ほど自民候補の島尻氏に投票したことがわかりました。

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今マスコミは、ネットを駆使する若い世代はあきらめて団塊より上の世代を何とか「反安倍政権」へ洗脳しようと必死になっているところなのではないでしょうか?。この世代に目覚められてしまうとマスコミには何もなくなってしまうからです。モリカケ騒動は、その顕著な現れです。野党の威勢の良い追及と安倍総理の苦し紛れの映像だけを切り抜いて編集して、いかにも安倍氏が悪いように演出して報道しています。野党に都合の悪い情報には「報道しない自由」を行使して報道しません。確たる証拠もないのに長々とモリカケ騒動を報道するのは、マスコミの悪あがきに他ならないのです。
呑み屋では、あいかわらず「昭恵さんはやっぱり怪しいで」「自民党員になって石破さんに投票できないのかな?」などと反安倍政権にどっぷり浸かっている会話を耳にします。まだまだマスコミの威力もこの世代では衰えていないことがわかります。立憲民主党の立憲フェスや反安倍政権の集会やデモをみると、この世代・高齢者が多い傾向にあり、この呪縛を解くのは、なかなか難しいことを痛感させられます。

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2018年9月の自民党代表選、必死に石破氏を支援していたマスコミの願いむなしく安倍政権の3年延長が決まりました。モリカケ砲の威力が落ちている中、マスコミは新内閣のあら捜しをしては、徹底的に叩くのに必死のようです。
とにかく「安倍憎し」「安倍政権打倒」がマスコミの目的になっています。野党と同じです。こんなマスコミは、日本にとって害でしかありません。

非マスコミ三原則です。「見ない」「買わない」「信じない」

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