民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇福島第一原発の運転延長認可

実は、東日本大震災福島第一原子力発電所の事故まで、鳩山政権も菅政権も原発推進に向け積極的に取り組んでいたのでした。

◇鳩山政権、菅政権による原発推進 - 民主党政権3年3か月の研究

その中で、福島第一原発が2011年3月25日に運転40年を迎えるにあたり、さらなる延長を2011年2月7日、菅政権下の経済産業省原子力安全・保安院東京電力からの延長のための評価書に対して、運転延長を認可したばかりだったのです。

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この情報に対するネットで見つかる報道・資料が少ないのです。とりあえず産経新聞です。

運転から26日で40年の福島原発1号機 廃炉へ、他原発にも影響 2011/3/26(土)

 東日本大震災による事故で、危機的状況が続く東京電力福島第1原発1号機が26日、営業運転開始から40年となった。運転中では日本原子力発電敦賀原発1号機、関西電力美浜原発1号機(いずれも福井県)に次ぎ国内3番目に古い。

 福島第1原発1号機の再開は絶望的で、枝野幸男官房長官廃炉との認識を示す。全国的に原発の新増設が進まず各電力は既存原発の延命を図る中、今回の事故で運転延長に難色を示す地元自治体が増えそうだ。

 1号機について、東電は昨年3月、国の指針に基づき、さらに20年間運転を続けても点検の強化などで安全性は確保されるとする評価書を国に提出。経済産業省原子力安全・保安院は今年2月に10年間の運転継続を認可したばかりだった。

 原発の寿命に法律上の規定はないが各電力は当初、30~40年を想定。国内の商業原発54基のうち18基が運転開始から30年を超えている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110326/dst11032612550026-n1.htm(産経・リンク切れ)

2011年2月7日に認可しているようなのですが、報道なり、発表、国会での発言がなかなかみつかりませんでした。

その中で、福島県のホームページに次のPDFがありました。

東京電力(株) 福島第一原子力発電所1号炉高経年化技術評価書等に係る審査結果について
平成23年2月 原子力安全・保安院

18P

・長期保守管理方針を踏まえた適切な保全を実施することにより、40年以降の運転について安全性が確保されると判断し、長期保守管理方針(保安規定の変更)を認可。
・今後、引き続き、適切に高経年化対策が実施されていることを厳格に確認。

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 https://www.pref.fukushima.lg.jp/download/1/girenH22_9_2.pdf福島県

福島第一の延長を決めたのは菅政権で、原子力安全・保案院を管轄する経済産業省のトップは海江田万里氏でありました。

福島第一原発を直近で認可したのは菅政権、民主党政権だったのです。

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