民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇党員資格停止解除

民主党は、2012年5月8日の常任幹事会で党員資格停止処分を5月10日付で解除すると正式決定します。党員資格停止が2011年2月22日ですがから1年以上の月日が経っています。

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 その間に,、菅総理辞任にともなう代表選挙も行われました。もちろん小沢氏は立候補できなかったのです。たぶん最後であったであろう総理になるチャンスを奪われたカタチとなりました。

虚偽の捜査報告書で強制起訴→そのために党員資格停止→総理になるチャンスを逃して→やっぱり無罪だったから党員に戻っていいよ。

 そう言われても素直に「ありがとう」とは言えませんよね。「ご無沙汰」でもないし、小沢氏の心中を察すると、複雑な思いが交錯しているのでしょう。

あれだけ努力して未熟な民主党を選挙で勝てる党に仕立て上げて、政権交代まで果たしたのに、その立役者を悪人に仕立て上げて、自らの悪事を全て押し付け、排除することで国民に「悪人は去った」とアピールして自身の支持率アップにつなげ、強制起訴という空気をつくって、総理になるチャンスを奪った。

小沢氏からすると、とんでもない恩知らずの連中ってことになったでしょう。小沢氏の民主党に対する信頼も完全に消えているに違いありません。また、マスコミに対する嫌悪感も相当あったと察します。

ただ、小沢氏自身の幹事長時代の権力ブンブンの横暴、土地問題での説明責任の欠如などを考えると、私は小沢氏を擁護する立場にも回ることができません。

壊し屋という時代の道化師が、これから民主党を壊しにかかる号砲だったのかもしれません。

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