強制起訴の捜査報告書が虚偽だった、一体あの起訴は何だったの?
普通の人が考えてもそうなります。個人的には、検察の方に虚偽などせずに正々堂々と勝負してほしかった。そんな気持ちです。
でも、当時の「小沢悪人」の日本を取り巻く空気は、ちょっと異常でした。
それは、小沢氏を貶めるというものではなく、小沢氏を悪人に仕立てて、民主党政権の延命を図るという意図を私は感じています。
そして、小沢氏に無罪判決がでます。日経新聞です。
小沢元代表に無罪判決、東京地裁 陸山会事件 2012/4/26
資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の判決公判が26日、東京地裁であり、大善文男裁判長は無罪(求刑禁錮3年)を言い渡した。虚偽記入に関し元代表が元秘書から報告を受け、了承したと認定したが、共謀は認めなかった。また裁判長は検察の捜査を厳しく批判した。判決を受け、元代表は復権に向けた動きを強める見通し。元代表は消費増税に批判的な発言を繰り返しており、関連法案の成立を目指す野田佳彦首相は難しい政権運営を迫られる。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2502X_V20C12A4000000/(日経)
実際に判決が確定するのは、指定弁護士が控訴した控訴審で小沢氏の無罪が判決され、原告側が上告を断念した2012年11月19日でした。
あれだけ「小沢悪人」を報じたマスコミのこの無罪確定の報道の扱いはとても小さかったように記憶します。