それは政権交代前の2006年10月でした。当時35歳。民主党若手のホープと呼ばれ、民主党の政調会長代理を務めていた細野豪志氏(衆・静岡5区)が、山本モナ氏との「路チュウ」シーンを写真週刊誌にすっぱ抜かれました。野党「不倫とセクハラの系譜」のはじまりです。
その後民主党政権では、内閣総理大臣補佐官(社会保障・税一体改革及び国会対策担当)、内閣総理大臣補佐官(原子力発電所事故全般についての対応及び広報担当)、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全担当)、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償支援機構担当)、環境大臣(第17代)、内閣府特命担当大臣(原子力行政担当)、内閣府特命担当大臣(原子力防災担当)などグルグル歴任されて大活躍されています。
しかしネットでは「モナ男」と呼ばれ続けています。蓮舫氏の「2番ではダメなんですか?」同様に強く語り継がれています。
2017年の選挙では、希望の党の結党メンバーとして一時名を馳せましたが、小池百合子氏の凋落とともに、その名は忘れ去られてしまったようです。しかし、2018年7月証券会社からの5000万円借金のスキャンダルが浮上して政治生命の危機に立たされています。そして2019年自民党入りに秋波を送る細野氏。情けない限りです。
モナに乗り切れなかった男。ソウリになれなかった男。サヨクになり切れなかった男。希望を抱けなかった男。
そしていま、保守になりきれない男が自民党に泣きついているのです。恥ずかしくないのでしょうか?
民主党のみなさんを見ていると、政治家になるには人間として普通の羞恥心を無くさないと無理のように思えてしまうのです・・・。
このままだと細野氏、「モナ男」だけが政治家としての勲章になるのかもしれません。