地震発生直後の3月13日、枝野幸男官房長官は、政府と民間ボランティアとの連携を進めるために災害ボランティア担当首相補佐官を新たに設置すると発表、辻元清美氏が就任しました。辻元氏は鳩山内閣で国土交通副大臣でしたが、社民党が連立を離れる際に離党します。しかし大臣気分が忘れられずに戻ってきたのでした。震災のどさくさまぎれに要職に抜擢されたのです。
以前の記事にも掲出しましたが週刊ポスト2011年4月8日号の記事をご覧ください。
辻元清美氏 「部屋と秘書官がいないと仕事ができひん」2011.03.30
震災後、災害ボランティア担当の総理補佐官に就任した辻元清美氏は、権限をくれと駄々をこねたという。
補佐官は官邸の大部屋に席が置かれるのが通例だが、辻元氏は、「部屋と秘書官がいないと仕事ができひん」と要求して、内閣府に震災ボランティア連携室を設置させた。
ちょっとした“大臣気分”を味わったのか。
https://www.news-postseven.com/archives/20110330_16099.html(週刊ポスト)
大臣の椅子はよっぽどおいしいのでしょうね。今度は雑誌SAPIO 4月20日号です。
「この人事については、官邸内でも相当な異論がありました。こんな状況下で人気取りのパフォーマンスをやっている場合じゃないだろう、と。しかし結局、菅総理の取り巻き連中が、そうした反対を押し切ってしまったのです」(官邸中枢スタッフ)
皮肉なことに、この一連の人事が官邸の混乱にさらに拍車をかけているのだという。
「辻元補佐官が着任したのはいいが、そもそもボランティア団体の代表者らから話を聞く以外、目立った仕事はない。それなら静かにしていてくれればいいのですが、本人はあれこれ動きたがる。官邸の事務方の間では、『だったら辻元サンが、被災地に毛布でも運んでくれたらいいのに……』という声がしきりですよ」(前出の官邸中枢スタッフ)
https://www.news-postseven.com/archives/20110402_16411.html(SAPIO)
枝野官房長官は、この人事に関して「(災害ボランティアは)二次被害や交通混雑で救援に遅れが生じる」として「今は不要」と表明しています。閣内がまとまっていないことがよくわかります。
https://www.news-postseven.com/archives/20110320_15548.html(週刊ポスト)
しかしここで辻元氏に関する二つのデマ?がネットを駆け巡ります。
東京スポーツにも一面で報じられてしまいました。
本人は、自身のブログで潔白を訴えていますが・・・。
https://www.kiyomi.gr.jp/(辻元氏)
それよりも私は、辻元氏が元ピースボート代表であり、サヨク系の団体、NPOなどと深いつながりを持っていることの方が、当時気になっていました。朝日新聞です。
辻元補佐官「ボランティアとの協力強める」@ツイッター
「菅直人首相から指名された時、周りには賛否もあったが迷わず引き受けた。学生時代に始めたボランティアで全国のNPOとつながりがある。できることを気負わずやろうと思った」
「ボランティアは『自主独立』が基本だ。政府は対等な関係での協力を心がけている。震災直後、警察庁と協議してボランティア車両を『緊急通行車両』扱いにした。宮城県では政府と県、自衛隊、ボランティア団体の調整会議が立ち上がった。協力体制を強めたい」
「参加しやすい環境整備も大事だ。学生の震災ボランティア活動を『単位』に認めるよう、文部科学省を通じて各大学に求めた。会社員については、節電対策で増える夏の休暇がボランティア活動につながるよう、近く経済界に要請する」
「一方で、今はボランティアが取り組んでいる活動を地元の雇用につなげる仕組みも考えている。うまく橋渡ししながら被災地の思い、声、力を生かしていきたい」
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104230400.html(朝日)
まず、「ボランティア車両を『緊急通行車両』扱いにした」ここが引っかかります。お友だちを優遇させていないですか?これを利用して何か怪しい物・人を運んでいないですか?また、ボランティア団体でも辻元氏のお友達のサヨク系団体を優遇していないですか?おカネや物資を優先してながしていませんか?
「コンクリートからお友達」の立憲民主党の辻元氏です。下種の勘ぐりかもしれませんが、この方の場合、どうも信用できないのです。
もう一度お約束の写真を
デマ、デマ言うけど、デマ流される方が悪いんと違うの?