辻元清美氏の外国人献金問題がネトウヨ界を賑わしています。世間があまり反応しないのはマスコミが、あまり取り上げないからです。
端緒は夕刊フジでした。
立民・辻元清美氏、韓国籍弁護士から「外国人献金」 夕刊フジ質問に“受け取り認める”回答 政治資金規正法に抵触する行為 2019.2.6
立憲民主党の辻元清美国対委員長の政治団体が、2013年度から少なくとも2年間、韓国籍の男性弁護士から「外国人献金」を受けていたことが、夕刊フジの独自取材で分かった。政治資金規正法に抵触する行為であり、過去には複数の閣僚が辞任に追い込まれている。立憲民主党は最近、国会の代表質問や衆院予算委員会で、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題などを取り上げない「韓国スルー」が注目されたばかり。辻元事務所は5日、夕刊フジの取材に「外国人献金」の事実を認めた。
夕刊フジが、大阪府高槻市にある、辻元氏の政治団体「辻元清美とともに! 市民ネットワーク」(通称・つじともネット)の政治資金収支報告書を確認していたところ、14年分の記載に疑問が浮上した。
大阪市の弁護士事務所の住所で、1万2000円を個人献金した男性弁護士A氏の部分に、なぜか二重線と押印があり「訂正」されていたのだ。15年3月の「訂正願」を見ると、「個人の寄付の取消訂正」「個人の寄付の内訳の訂正追加」などと記されていたが、理由は不明だった。
13年分の収支報告書も確認したところ、A氏が1万円を寄付した記述があったが、こちらは、なぜか「訂正」されていなかった。
一体、どういうことなのか。
このA氏について調べると、大阪弁護士会所属だった。所属事務所のHPを見ると、所属団体として「在日コリアン弁護士協会」「世界韓人弁護士協会」「NPO法人コリア人権生活協会」などと記されていた。
A氏は4日、夕刊フジの取材に、自らが韓国籍(在日3世)と認めたうえで、「辻元氏と名刺交換して、応援しようと献金した。政治資金規正法に抵触するとの認識はなかった」と説明した。
さらに、「献金後、辻元氏側から『献金に協力し、お金を送ってもらったが、外国籍からの献金は受け取れないので、別の会計処理をさせてください』と話があった。どんな処理をしたかは分からない。私の方に返金はされていない」と語った。
政治資金規正法は第22条の5で、《何人も外国人、外国法人、またはその主たる構成員が外国人、もしくは外国法人である団体その他から政治活動に関する寄付を受け付けてはならない》と規定している。
日本の政治や政治家、選挙が、外国や外国勢力によって政治的圧力や干渉、影響を受けることを防ぐための法律である。
寄付を受けた者は《3年以下の禁錮または50万円以下の罰金》と定めてあり、有罪確定した場合には、選挙権や被選挙権といった公民権が停止される。寄付をした側には罰則はない。
民主党政権時代には、前原誠司外相と田中慶秋法相が「外国人献金」が発覚して閣僚を辞任している。重大な行為であり、重い法律といえる。
現時点で、辻元氏は13年分の「外国人献金」を放置したままだ。時効は3年とみられるが、法務省刑事局は「ケース・バイ・ケース(で判断する)」と答えた。
辻元氏は、国会運営や議事進行などについて他党と折衝する立憲民主党国対委員長という要職にある。厚生労働省の「毎月勤労統計」などの統計不正問題をめぐっては、根本匠厚労相の名前をもじって、「問題の根本(こんぽん)、ネモトが問題だ。ネモトが腐っていたら、全部あきませんから」などと痛烈に批判している。
ならば、辻元氏は、自身の政治団体が、刑事罰もある「外国人献金」を放置していることに、どう対応するのか。
■辻元“外国人献金” 夕刊フジ質問に“受け取り認める”回答
夕刊フジは4日、辻元事務所に対し、(1)個人献金にA氏の名前がある。「外国人献金」の認識はあったか(2)いつから、どんな支援をうけているのか(3)13年分の献金は訂正するか(4)(役職辞任など)何らかの対応をするのか-という別表のような質問状を送った。
これに対し、辻元事務所は5日午後、書面で「『つじともネット』の平成25(2013)年分政治資金収支報告書を精査したところ、外国籍の方から寄付1万円を受けていることが確認され、すみやかに返金し、訂正などの手続きに入った。この方からいただいた寄付はこれだけだ。後援会ではホームページや振込用紙、会報などに『寄付金は日本国籍の個人に限られる』旨の記載をしており、今後も適正な後援会の運営につとめる」とだけ回答してきた。
すべての質問事項に答えていないため、辻元事務所に再確認すると、「回答文書にあるのがすべてです」と語った。
このような対応で、国民の信頼を維持できるのか。
日大法学部の岩井奉信教授(政治学)は「どの国も、外国の影響を受けないように『外国人献金』は規制している。重く、大事な規則だ。外国人と分かって受け取ったら大問題だ。在日外国人だと分かりにくいところもあるが、お礼状に『外国人の方ではございませんか?』と書くなど、チェックの仕組みは決めておくべきだ。ナイーブな問題だが、ここで頬被りするとかえって怪しまれる。問題が発覚すれば、説明責任はきちんと果たすべきだ」と語った。
辻元氏には、国民が納得する、まっとうな対応を望みたい。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190206/soc1902060027-n1.html (zakzak)
ネットでは、疑惑の総合商社と呼ばれ、様々な疑惑が生じているのを、辻元氏本人のホームページで「デマについて」と言い訳をずらりならべている辻元氏ですが、今回は疑惑ではなくて、あっさりと認めました。
辻元清美議員一問一答「国対委員長辞任には至らない」 外国人献金問題 2019.2.6
外国人からの献金問題に関する立憲民主党の辻元清美国対委員長と記者団の主なやり取りは次の通り。
--今回の事態をどう受け止めているか
「ショックだった。直ちに訂正できてよかった。外国籍の方については(寄付はできないと)会合のパンフレットや振込用紙に注釈を書いている。今後さらに注意しないといけないと強く思う」
--平成26年の段階で外国籍と認識していたが、前年の寄付金については把握していなかったのか
「さかのぼって確認していなかった。(一部報道機関から指摘を受け)調べたらそのままだったので昨日、返金した」
--献金を受けた外国籍の男性弁護士と面識はあるか
「ちょっと分からない。どこかで名刺交換したのかなと思う」
--外国籍だと気付いたきっかけは
「会計処理担当の事務員が、どこかの会合で発言されているのを見て『外国籍の方かなと思い、その人に確認した』と言っていた」
--執行部への報告は
「福山哲郎幹事長に報告した。速やかに訂正するようにということだった」
--どのように責任を取るのか。国対委員長を辞任する考えは
「そこまでは至らないと思っている」
--外国人献金をめぐり23年に当時の前原誠司外相が辞任した
「それぞれの判断だ。前原さんは前原さんの判断だ」
https://www.sankei.com/affairs/news/190206/afr1902060054-n1.html(産経)
返したからそれでいいやろ!前原氏は辞めたけど、彼は彼、私は私、私はやめへん。
そんな感じの返答ですね。法を犯してもこの態度が取れるというのが、立法府の議員としてふさわしいのか?という単純で素朴で普通な疑問がわき出て来ます。しかし彼らサヨクには彼らなりの美学があり、それに陶酔しているようで、まったく意に介しません。
なお返金しても、政治資金収支報告書を訂正しても罪には問われるようです。前原氏が辞任した際、2011年3月4日の国会・参議院予算委員会の西田昌司氏の質疑の国会議事録からです。
○西田昌司君 前原大臣は知っていてもらっているんですよ。外国人であることを知っているということをおっしゃったんですからね。しかも、継続してですから、これはもうそこに故意がある。しかも、継続ですよ。継続、反復なんですよ。とんでもない話。
そして、今お返しになるという話もされましたけれども、返金したらこの罪は免れるんですか。答えてください。
○政府参考人(田口尚文君) お答えいたします。
一般論として申し上げますが、罰則の適用につきましては、当該行為の行為時の行為が法的に評価されるべきものでございまして、後日に収支報告書の訂正をしても過去の事実関係は変わらないものと解されているところでございます。
辻元氏をはじめ立憲民主党の議員は、与党議員を攻める時には、「クビだ」とエキセントリックに叫ぶのですが、ご自分に対しては、あまりに甘い。これが野党がだめなダブルスタンダードの典型例です。
「麻生大臣は普通の会社ならクビ」辻元氏の発言が大炎上 左派野党にブーメラン「無断欠勤したあなたこそ…」
立憲民主党の辻元清美国対委員長に、ブーメランが直撃した。辞任要求に応じない麻生太郎副総理兼財務相を「普通の会社ならクビ」と言ってのけたが、ネット上では「(18連休と)サボりまくった野党は全員懲戒解雇では」などと大炎上しているのだ。左派野党は「官僚イジメ」と批判されている合同ヒアリングのあり方を見直すと伝えられ、守勢が際立っている。
辻元氏の「炎上発言」は9日、日本維新の会を除く野党国対委員長の会談後に、飛び出した。財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題や、前財務事務次官のセクハラ疑惑をめぐる麻生氏の発言を念頭に、こう述べた。
「麻生氏は、自分の置かれている立場や財務省への厳しい声を理解しておらず、ご自身の名誉のためにも身を引かれた方がいい。普通の会社ならクビだ」
しかし、ネット上では、大型連休をまたぐ18連休の「職場放棄」を強行した立憲民主党などに対し、「無断欠勤したあなたこそ、即クビ」「給料泥棒」などと逆風が吹き荒れている。至極当然だ。・・・(略)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180510/soc1805100013-n1.html(zakzak)
本人が本人に甘いだけではありません。日本のマスコミは、野党に対して甘すぎます。突っ込まないのです。ニフティからです。
『報ステ』、辻元清美議員「外国人献金問題」の報道時間が短すぎて批判殺到? SNSとのギャップが物議
6日、立憲民主党の辻元清美国対委員長が韓国籍弁護士から献金を受けていたことが判明。そのニュースをほとんど報じないTVメディアに違和感を覚える声が相次いでいる。
辻元氏の献金問題は夕刊フジがスクープで伝えたもので、同氏は2013年から少なくとも2年間、韓国籍弁護士から献金を受けていたという。外国人からの献金は政治資金規正法によって禁じられており、抵触する可能性が高い。
報道を受けた辻元氏は6日、記者の質問に対し、事実を認めた上で「こうした間違いがあったことにショックを受けている」などとコメント。ただし、既に訂正しており、問題はないとの認識でいるようで、「直ちに訂正できてよかった」と述べた。
外国人からの献金問題については民主党政権時代の平成23年、当時の前原誠司外務大臣が韓国籍の人物から献金を受けていたことが発覚し、責任を取る形で外務大臣を辞職しているが、辻元氏は国対委員長の辞任について聞かれると「そこまでは至らない」「それぞれの判断だ。前原さんは前原さん」と開き直りとも取れる発言で、留任する意向を示した。
このニュースはネット上で話題となり、Twitterのトレンドでは上位に「辻元清美議員」「外国人献金」「辻元議員」のワードが長時間並んだ。そして、「責任を取るべきだ」「与党や官僚を厳しく批判しながら自身の不祥事には甘い」と批判が噴出する。
当然テレビでも取り上げられるものと思われたが、なぜかほとんど報じない状況に。与党の「政治とカネ」を厳しく批判し続ける『報道ステーション』(テレビ朝日系)は取り上げたものの、その時間はわずか1分ほどで、天気予報よりも短い時間。しかも、「韓国籍」ではなく「外国籍」とし、「国籍は確認していない」「既に訂正」と強調。安倍政権や官僚のスキャンダルを追及するジャーナリストの後藤謙次氏がコメントすることもなく、そそくさと次の話題へと移った。
この様子にネットユーザーは「なぜ扱いが天気予報より短いのか」「大臣の失言より議員の法律違反のほうが糾弾されるべきではないのか」「同じ不祥事で与党と野党で扱いに差をつけるのはおかしい」と怒りの声を上げる。また、「取り上げないのは訂正したからギリギリセーフってことですか?」「野党の法令違反は許されるんですね」と皮肉るネットユーザーも散見された。
また、辻元氏のニュースは『報道ステーション』に限らず、『news zero』(日本テレビ系)や『NEWS 23』(TBS系)でも同様の扱いだっただけに、「なぜこのニュースを報じないのか」「なにか圧力がかかっているのか」という声や、「扱うニュースにフィルタがかかるテレビのニュースは信用できない」「オールメディアよりもネットのほうが真実を報じている」「特定の人物に忖度するニュースに価値などない」と厳しい声を上げるネットユーザーも多かった。
テレビメディアは閣僚の失言や政府の失態を常に報道しており、『報道ステーション』のようにコメンテーターや出演者が厳しく批判している。そのことについては、権力を監視するという観点から「必要なこと」と考える人は多く、一定の支持を得ている様子。
しかし、野党の失態や人権派弁護士の連続レイプ事件など、「なぜかテレビで報道されないニュース」も多い。今回の辻元氏の件でも、ネットでは猛批判が噴出しているにもかかわらず、ほぼスルーの状態。「なぜこのような措置をするのか」と違和感を覚える人は多い。
なぜ報道しないのかはわかっていないが、今後も同じような状況が続けば、テレビメディアの信頼は大きく失墜することになってしまうだろう。文・神代恭介
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-45907/(nifty)
以前からネトウヨは、マスコミは民主党政権をはじめ野党に対して甘やかしている、野党が都合の悪い時には「報道しない自由」を行使していると叫んできました。こうやって、その実例が蓄積していくことは、大切なことだと思います。
さて、辻元清美氏は、この後どうするのでしょう。
山尾しおり氏のガソリン・不倫、蓮舫氏の二重国籍問題のように、いつものごとく有耶無耶にすませてしまうおつもりなのでしょうけど・・・。