思いつきで政権を混乱させてきた菅総理が自分の意志で反原発にここまで執着するわけがありません。誰かが焚きつけ、誰かが煽る。
「いま、反原発こそが人気回復の最後の鍵です、総理。これしかありません!全原発止めてクリーンな再生可能エネルギーで日本再生、クリーンな総理にピッタリじゃないですか?ほら、原発反対の世論調査見てくださいよ。この人達を取り込めば支持率回復、うなぎのぼり間違いなし。それどころか、もしかしたらノーベル平和賞も夢じゃありません、総理。ほら、オバマ大統領は「核なき世界」で受賞したじゃないですかぁ。総理は全ての原発を廃止する宣言で受賞できます。私は確信します。日本の菅直人から世界の菅直人へ。総理、総理、世界の菅直人を目指して、初めの一歩を踏み出しましょう。」(推測です)
こんな風におだてられたら菅総理はイチコロです。焚きつけたのはこの人だったようです。週刊ポスト2011年8月12日号です。
菅首相に「脱原発」を焚きつけたのは辻元清美氏との証言 2011.08.01
〈菅首相よ、ゲリラに戻れ〉(若宮啓文・主筆)、〈菅降ろしに違和感〉(松下秀雄・論説委員)――このように、朝日新聞の菅直人首相に対する「菅びいき」が目立っている。そればかりか両者の原子力発電に対するスタンスもよく似ている。朝日は震災前は原発推進派だったにもかかわらず、菅氏が「脱原発宣言」をするや、紙面で「原発ゼロ社会」をぶち上げた。
興味深い証言がある。
「菅さんの『脱原発』は付け焼き刃の政策。焚きつけたのは辻元清美さんです。6月15日に孫正義氏やNPOが参加した『再生可能エネルギー促進法案成立!緊急集会』に熱心に誘った(辻元事務所は否定)。菅さんは大して興味はなかったが、実際に脱原発をいうと国民のウケが良かったので、一気にのめり込んだ」(民主党中間派議員)
脱原発を願う国民は多い。その政策に賛同が集まるのは当然だが、ひっかかるのは「運動」の正体である。
「脱原発を謳う団体、集会には、菅政権を裏で支援する新左翼などの人脈が根を張っている。実現性を無視して脱原発を煽る運動は要注意だ」(政府の情報担当スタッフ)
・・・(略)
https://www.news-postseven.com/archives/20110801_27202.html(週刊ポスト)
また怪しいNPOがここに集まってきているみたいです・・・
辻元氏は、否定しているようですが、菅総理の反原発への傾倒の影にはこのような話が存在したのは確かだと思います。菅総理本人が勉強するわけがありませんから・・・。