民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇辞任、内閣官房参与・東大教授のプライド

この民主党政権の体質に耐えられなくて自ら辞めた内閣参与がいました。小佐古敏荘・東京大学大学院教授です。

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週刊現代の記事からです。

「20ミリシーベルト」に根拠なんかない いい加減な、あまりにいい加減なこの国の安全基準

小佐古内閣参与はなぜ辞表を叩きつけたのか 2010.5.17

 本当は危険でも、安全と言ってきた原子力村。その住人だった彼までもが逃げ出した。しかも、涙を流して。ということは、どういうことなのか。政府は慌てて、彼の口を封じた。彼こそ、放射線防護の第一人者

 もう政府の発表など、いっさい信用できない---そう思わせる、突然の内閣官房参与辞任劇だった。

 4月29日午後6時、衆院第一議員会館の会議室で会見に臨んだ、小佐古敏荘東京大学大学院教授は、悔しさのあまり涙ぐみ、言葉に詰まりながら科学者としてのプライドを示した。

この数値(校庭利用基準の年間20ミリシーベルト)を、乳児・幼児・小学生にまで求めることは、学問上の見地からのみならず・・・私は受け入れることができません

 参与というかたちで政府の一員として容認しながら走っていった(基準値引き上げを強行した)と取られたら私は学者として終わりです。それ以前に自分の子どもにそういう目に遭わせるかといったら絶対嫌です

 これまでに政府は、原子力安全委員会などの「権威」を背景に様々な基準値を公表し、国民に対し「この数値以下の被曝であれば安全」とアナウンスしてきた。

 ところが、その内閣の一員だったはずの東大教授が、政府に抗議し、参与を辞任するという。小佐古教授が暴露したのは、政府の基準値がいかにご都合主義的に決められているか、という事実だった。乳児、幼児をはじめ国民への健康被害よりも、原子力行政を優先しようという国の姿勢はいまだに変わっていない。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/4852週刊現代

 「乳児、幼児をはじめ国民への健康被害よりも、原子力行政を優先しようという国の姿勢はいまだに変わっていない。」と記事は締めくくりますが、民主党政権が優先したのは、自らの正当性、保身だけです。原子力行政を優先したなら、それなりに違う評価となったと思います。

国民よりも、自分のこと。これが民主党政権の全てです。

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