民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇故人からの献金?謎の原資

鳩山総理の政治資金問題は、政権交代前からくすぶっていました。時事通信からです。

 民主・鳩山氏に「故人献金20090621

 民主党鳩山由紀夫代表は6月30日午後、衆院議員会館で記者会見し、自身の資金管理団体友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に、死亡した人などの名前が個人献金者として記載されていた問題について、事実関係を認めた上で、虚偽記載による献金額は2005年からの4年間で約2200万円に上っていたと明らかにした。鳩山氏は自らの責任を認めて陳謝する一方、「説明責任を果たしていく中で代表としての責務を果たしていきたい」と述べ、代表辞任は否定した。

・・・(略

https://www.jiji.com/jc/v2?id=20090621konmei_seikyoku2009_15(時事)

 亡くなったからの献金献金の覚えのない人からの献金などが次々と発覚します。年間5万円以下の個人献金は収支報告書に記載しなくてもよいのですが、鳩山氏の場合はこの総額が2003~7年で計2億3千万円に上り、国会議員の中で突出して多いことがわかりました。それでも政権交代を煽るマスコミの沸騰ぶりにこの問題は霞んでしまいますが、総理就任後にも、いろいろと明るみへと出てくるのです。東京新聞からです。

原資未解明 5年で5億円 首相政治資金 地検特捜部が関心 2009年11月13

 鳩山由紀夫総理の資金管理団体友愛政経懇話会」をめぐる政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、同会と総理の個人事務所が二〇〇八年までの五年間で計約十数億円を支出しながら、解明されない原資が約五億円に上ることが、関係者の話で分かった。

 東京地検特捜部も、この事実を把握しており、資金管理を担当していた元公設第一秘書(解雇)に説明を求めている。

 関係者によると、懇話会と総理の個人事務所の年間総支出は、合わせて平均二億数千万円に上る。しかし、懇話会が虚偽記載分をのぞいて実際に受け取った寄付金とパーティー収入に、鳩山総理が国会で自ら認めた鳩山家の資産管理会社「六幸商会」からの引き出し分を含めても、年間の政治資金収入は平均一億数千万円にしかならず、差し引き毎年一億円前後の不足分の原資が解明できないままになっているとされる。

 懇話会は献金問題が発覚後に、虚偽記載分の個人献金約二千百七十八万円を総理の貸付金として修正し、収支報告書の収支を合わせた。また総理は十日の参院予算委員会で、六幸商会から年平均五千万円を引き出し、その一部を政治資金に充てていたことを明らかにしている。

 しかし、こうした説明でも年間約一億円の収入不足をどのように補ったかは解明されていないことから、特捜部は押収資料の分析や関係者の聴取で、捜査を進める方針だ。

 鳩山事務所は弁護士を通じて、これまでの本紙の取材に「捜査中であり、個々の事項に関する問い合わせには、答えを控えさせていただきます」としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009111302000089.html(東京・リンク切れ)

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