民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■日本が好きだから・・・

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昨年の夏ごろ、軽い気持ちでまとめてみようかと始めた悪夢の民主党政権の総括ですが、一つの事案を検索すると次から次へと芋づる式に悪事が出てくるので、当初の目論見の4倍以上、記事の数が500を越える相当な分量になってしまいました。そして、とうとう令和の時代を迎えることになって、何とか一通り完成することができました。
意地です。あの時悔しい想いをしたことを何とか記録したい。忘れちゃいけない。あいつら許しちゃいけない。怒りを原動力にして、ここまでたどり着きました。サイトを覗いて頂いた方、読んで頂いた方、ツイッターでリプをくれた方、みなさまに感謝です。
現在、民主党の血を引き継ぐ野党のみなさんが暴走するたびに、お前らが政権にいた時「あんなこともあった、こんなこともあっただろ!」と指摘して、彼らが思い出したくない過去を暴いてあげる、そんな風に活用頂けると、苦労してつくった甲斐があったと、うれしく思います。また、間違っている箇所、足りない悪事があれば、遠慮なくご指摘いただけるとありがたいです。

民主党が政権を担っていた当時、私は産経新聞主催の「イザ!iza!」という新聞記事連動のSNSにおいて「hahaha」というふざけたハンドルネームで、民主党政権への不満をブログにリアルタイムでぶつけていました。「外国人地方参政権付与」が実現するのではないか?「人権救済機関」ができてしまうのではないか?と日々心配していたことを懐かしみながら、現在の安倍政権の安定性さに、ホッとしている自分がいます。
しかし時代は生き物です。誰の意にも沿うことはありません。人間万事塞翁が馬。一喜一憂していても仕方がないようです。安倍政権も未来永劫続くわけではありません。今の安定感に胡坐をかいていては、いつ足元をすくわれるかもわかりません。国民の一人一人が、しっかりと国の存在を意識して生活しないといけないということを再認識しています。
そんなことを、学校もマスコミも教えてはくれませんでした。一人一人が自由であること、個人の権利が大事なんだということばかりを、空気のように受け取って育ったような気がしています。個人の自由があるのだから、好き勝手に、自由に生きようじゃないかと・・・。

自由過ぎる民主主義国家としての日本
言論の自由表現の自由報道の自由、集会の自由、職業選択の自由・・・、日本は本当に自由に恵まれた国です。自由過ぎると言ってもいいかもしれません。自由が拡大解釈されているようにおもうのです。
現在、辺野古周辺で行われている反基地デモなどは、常軌を逸しています。犯罪行為そのものなのですが、政府が動かない、マスコミが報道しない、だから図に乗ってさらなる妨害行為を行う。「俺たちの自由だ。俺たちは正義だから何をやっても許される。」そんな悪いサイクルが生じているのです。
自分の考えが通らない、思いのままにならないと「民主主義を無視している。」と文句を言い、「少数意見を抹殺するな」とデモや妨害行為に走っているのが、私がサヨクと呼んでいる彼らです。これは、個人の自由の暴走です。それが許されてしまっている現実があるのです。それが「自由過ぎる日本」です。他の国だったら、あっという間に抹殺されてしまってもおかしくありません。

香港で起きているデモを見ると、自由は自然に生まれてくるものではないことを痛感します。そして忘れていけないのが、突然自由を奪われてしまった拉致被害者の方々のこと・・・。同じ日本人でありながら、未だ遠い異国の地で自由なき生活を強いられているのです。私たちが自由を謳歌し過ぎて、その思いをしっかり共有できていないことにも、あらためて気づきます。そして、長い年月政治が無力だったばかりか、申し訳ないことに私たち国民が無関心だったから、未だに彼らを取り戻すことができていません。憲法九条があるから武力で取り戻すわけにもいきません。
自由を生み出すには、安定した力強い民主主義国家という強固な基盤が必要なことをつくづく考えさせられます。
言い訳するようですが、平和で経済的にも恵まれて、社会インフラも充実している日本の地で、個人の自由を謳歌することだけを学んで育ってきた私たちにとって、その自由がどこから生まれて来るかなんて、あまりに自然すぎて全く興味がないことだったのです。誰かさんの思いのままに、洗脳されていたと言っても過言ではないと思います。その誰かさんとは、戦後アメリカのWGIPにはじまり、日教組、マスコミなどのサヨクです。私たちは、彼らの意のままに育ってきたのです。そして、当たり前のように与えられる自由に甘えきって、時には暴走してしまっているのです。個人の責任というよりも、高度成長の時代がつくった落とし穴と言えるでしょう。これが、最大の戦後レジームなのかもしれません。

悪夢の民主党政権は、そのことに気づかせてくれました。たった一つで最大の功績です。
政治なんて誰でもできる、自民党にお灸を据えなければいけない、一度やらせてみようよ、埋蔵金が眠っているはずだ、マニフェストが実現したら未来はバラ色。個人の自由ばかりに捉われていた私たちは、マスコミにコロリと騙され、民主党に政権を渡してしまったのでした。

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そこで繰り広げられてきた悪夢は、本編でいやというほど紹介してきました。国民は、この悪夢を経験したことで、政治は誰にでもできるものではない、マスコミは嘘をつく、中国・韓国は日本を狙っている、サヨクは日本の伝統を壊そうとしている・・・・などのことを、何となくうっすらとでも感じ取ったと思います。ちゃんと感じ取った国民が、ネトウヨになりました。(私にとってネトウヨは誇るべき褒め言葉です。)
個人の自由は、自然に生まれるものではない。きちんとした政権が民主主義国家をかじ取りしないと、いつ他国に侵略されて、その自由を奪われてしまうかもしれない。民主党政権では、中国、韓国に、いいようにやられてしまいました。
一見平和なように見えていながら、少しでも気を抜くと他国がその隙を狙っている。そんな危うさが露呈した日本を、国民一人一人が日本人として乗り切るためにはどうしたらよいのでしょうか?
もちろん、選挙に行って正しい政権を選ぶ。これが一番大切です。しかし、基本的な問題として、「愛国心」を取り戻すことが何よりも必要なのだと感じています。

日本が好きな自分に気づく
愛国心」というと、日本では、富国強兵だ、徴兵制だ、戦争だと短絡的に結び付ける人が多いので、何か悪いイメージを持った言葉のように聞こえますが、本来、どの国の人でも、誰もが持っている自然な「こころ」です。ただ、日本においてのみ、個人の自由を吹聴してきた誰かさんたちに、去勢されてきた「こころ」なのです。

「あなたは、いま住んでいるこの国・日本が好きですか?」

ほとんどの人は「はい」と答えると思います。まず、このことに気づくことからはじめましょう。そのことに気づくことさえができない国民が、多くいるように感じるからです。そして「日本が好き」からもう一歩踏み込んで「日本の何が好きなのか?」「日本をなぜ好きなのか?」と少しずつ奥へと思いを巡らせていきます。すると、いま日本に必要なもの、守っていかなきゃいけない大切なこと、日本を壊そうとしている人の存在・・・いろいろなことが自然と見えてくるような気がしています。
それは、毎日の平穏な生活を支えてくれている、目に見えない、いろいろなものに気づくことに他なりません。政治が動いているから、自衛隊が守ってくれているから、米軍が沖縄でにらみを利かせているから、ゴミ収集車が街をまわっているから、大きなことから身近なことまで、自分・個人の自由が発揮できるように国から地方自治体まで、きめ細かい仕組みができていることが、自然とわかってくるはずです。
そして、天皇陛下が国民に寄り添ってくださること、遠い国に拉致されている国民と帰りを待つ国民のこと、この国を守るために命を賭けて戦った英霊たち、国歌の君が代・旗の日の丸が素晴らしいこと、桜が毎年愛でられること、竹島尖閣北方領土のこと、虎視眈々と領土を狙う隣国、全く働きもせず口だけの野党、役に立たない憲法九条、マスコミが偏っていること嘘をつくこと・・・・様々な日本という国をとりまく歴史、伝統、外交、危険のことに気づくことができると思います。
「日本が好きな自分」に気づくこと、そこから広がる、まだ知らなかった日本のこと。このことを知らずに生きているのは、本当にもったいないし、それを知らない国民が存在することは、日本の国としてもマイナス、損失なのだと思います。
もしも「日本が嫌いな自分」に気がついた方がいらっしゃったら「なぜ嫌いなのか?」を徹底的に調べましょう。「なんとなく嫌い」で終わらせるには、それはそれはもったいない国です、日本という国は・・・。
その時は、新聞やマスコミの情報だけでなく、自分から積極的に情報を集めましょう。そして「嫌い」をなくして「好き」に転じるには、社会の何を修正していけばよいのか?自分は何をしたらいいのか?を自分自身の力で考えることが大切なのだと思います。

おわりに
私は、あの悪夢の民主党政権を、戦後レジームの罰ゲームと表現しました。
個人の自由をもたらしてくれている基盤である国=日本という存在をないがしろにし、勝手気ままに生活・言動することを教育・マスコミによって洗脳されてきた私たち国民自身が、政権交代をいとも簡単に起こしてしまったことにより、日本を虎視眈々と狙う反日勢力に対し、国を売り渡す寸前の危険な状態にまで貶めたのです。まさに悪夢でした。その悪夢によって取り返しがつかない状態になる前に、何とか安倍政権が発足、日本が再び前を向くことができました。
しかし油断してはいけません。悪夢の反日勢力は、常に国民の隙を狙っています。そのために、悪夢の民主党政権のことを「なかったこと」にしたい、消し去りたいのです。悪夢をもたらしたマイナスイメージの過去は、彼らにとって邪魔物以外の何物でもありません。
だからこそ、国民は忘れてはいけないのです。悪夢の政権が存在したことを・・・。

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令和の時代のスタートにあたり、世界の中で、どの国にもない日本だけにおられる天皇陛下のありがたく、素晴らしい存在を国民が再確認しました。いまこそ、本来の日本を取り戻すチャンスです。
あのマスコミに踊らされて、起きてしまった悪夢の政権交代を、二度と起こしてはなりません。
そして、戦後レジームからの真の脱却である「拉致被害者の奪還」と「日本国憲法の改正」、この二つのいち早い実現を目指さなくてはいけないのです。

日本が、いつもいつも、いまよりもずっと、よくなりますように・・・

2019年6月18日・満月の夜・未明に 88moshi