「この寄附金は、尖閣諸島の購入・活用のためにあてさせていただきます。」
2012年4月27日東京都のホームページに尖閣諸島購入のための寄付金を募るサイトがオープンします。

石原都知事が決めても、使うのは都民の税金です。当時の副知事・猪瀬直樹氏の助言で寄付金の募集がスタートしました。すると5月7日までに2億円、7月7日までに13億円、最終の2013年1月25日までに約14億8000万円となりました。
まず、これだけの国民が尖閣という辺境の島に関心をよせていることに感動しました。そのことだけで価値がある寄附の募集だったと思います。
毎日新聞によると約160件の返還要望があるとのことですが、未だに使途が決まっていないとのことです。小池都知事の考えを朝日新聞が伝えています。
尖閣寄付金14億円の活用、小池都知事が国と協議の考え 2018年8月24日
東京都の小池百合子知事は24日の定例会見で、石原慎太郎知事時代に尖閣諸島購入などのために募った寄付金約14億円の使途について、「政府が衛星による(島の)監視を検討しているとの報道もあり、活用がそういう形であれば寄付した方の思いに合致する」と述べた。小池氏は「尖閣諸島は国の所有。国が保全を考えるべきものだ」とも語り、寄付金の活用について、国と協議する考えも示した。
https://www.asahi.com/articles/ASL8S5672L8SUTIL025.html(朝日)
個人的な考えですが、近い将来、きっと納得できる使途ができるのだと思います。きな臭さもともないそうですが・・・。
安倍政権にもそろそろ何か具体的なアクションが欲しいところです。東京オリンピックまでは無理か?