民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇大臣待望組への配慮?

人材が枯渇し見るも無残な内閣が続くのですが、内閣総辞職解散総選挙の声が一向にあがりません。それは、野田総理が解散権=「解散剣」を握っているからです。

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もう民主党はよれよれです。6月の時点では支持率30%を切っています。震災復興の遅れ、田中氏の国会での醜態がさらされ、民主党のイメージは落ちるところまで落ちています。解散総選挙をすれば、ほぼ全員が討ち死に落選してしまうでしょう。

衆議院の任期はまだ1年3か月あります。その間、歳費をもらいたいという思いも強いでしょう。わずかながら大逆転ホームランの可能性を抱いているのかもしれません。野田総理もそこがわかっていて「解散剣」を振り下ろすことができないのです。何とか、今の人材で内閣を維持していかなければならないのです。

甲子園球場高校野球、10点差ビハインドのまま9回を迎えた民主学園・野田監督、次々と選手交代を告げます。一緒に頑張ってきた控えの選手に、せめて一度でも甲子園の土を踏ませたい。そんな思いなのでしょうか?

初入閣の大臣が増えているような気がします。

能力が届かなくても入れてやるか?元大臣の箔をつけてやるか?

党内融和への懐柔策の一つとして大臣待望組への配慮が見えるようです。飴です。

しかし、その度に問責くらっていてはどうしようもありません。何より国民の方を向いていないのは確かでしょう。この傾向は、第3次改造でより強くなります。

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