民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■伝家の宝刀「解散剣」と菅の往生際

内閣不信任案の否決以降、綱領のないヨレヨレの民主党を結束させるエンジンは「解散怖い」になってしまいました。

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鳩山総理、菅総理でボロボロになった支持率、悪化した政権・民主党に対する国民のイメージ、ここで解散されたら、民主党議員は選挙でほぼ全員討ち死に、落選確実です。残りあと2年の間、議員でいられる、歳費がもらえる自分がなくなってしまうのです。

民主党議員一人一人にとって、菅総理が延命のために振りかざす解散権ならぬ「解散剣」は、自らの議員生命を絶つ魔剣となってしまいました。

裏返せば、当時の民主党議員は、「自分の保身=あと2年議員やれる」と国民の生活・福島の復興を天秤にかけて「自分の保身」を選択することで、やりたい放題の総理を野放しにして見てみぬふりした腰抜けの税金泥棒です。これが民主党・全議員のの正体なのです。国民のことなど微塵も考えていないことが明白です。

これは民主党政権が終わっても変わっていません。希望の党への移籍へ必死になった方たちをみればわかります。そんな方たちは、本来政治家になってはいけないのです。

菅総理は、この伝家の宝刀「解散剣」をちらつかせて、自らの総理生命の延命を図りました。それに加え民主党執行部も内閣不信任案造反議員を即除籍して、恐怖政治をみせつけました。

 卑怯でしょ?

野田政権もこの「解散剣」を引き継ぎましたが、安倍自民党総裁との論戦の中で抜いてしまいました。多くの民主党議員から恨み節をくらったのは言うまでもありません。

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