民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■スカでよかった菅談話

菅内閣が発足すると、2010年8月10日日韓併合百年にあたり、菅総理が談話を発表することがニュースとなりました。

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朝日新聞です。

韓国併合条約から100年、菅首相が談話発表へ 2010年8月5

 菅直人首相は、29日に韓国併合条約発効100年を迎えるのを前に、過去の植民地支配への反省や未来志向の日韓関係を築く決意などを柱とする「談話」を発表する方針を固めた。韓国が日本の植民地支配からの解放を祝う15日の「光復節」の前に公表することを視野に調整している。

 韓国併合100年の談話について、仙谷由人官房長官は4日の参院予算委員会で「慎重に検討中だ」と述べる一方、「日韓併合100年という節目に、私たちが来し方を振り返り、未来についてじっくり考えるべきときだ」と語り、前向きな姿勢を示した。首相は「日韓関係が良好な中で、慎重に検討している」と答弁した。仙谷氏は7月16日の記者会見で「やるとするなら、どのようなものがあるか。(内閣)官房で多少イメージしている」と述べていた。

 ただ、党内の保守系議員からは、否定的な意見も出ている。政府内にも、韓国だけに談話を出すことについて「他のアジアの国々とのバランスを欠く」として、慎重意見もある。このため、首相は、閣議決定が必要な「首相談話」とするか、閣議決定が不要で、一般的な首相のコメントとして出す「首相の談話」とするかについて慎重に検討する。

 また、談話の内容は、アジア諸国への植民地支配に対して「痛切な反省の意」と「心からのお詫(わ)びの気持ち」を表明した1995年の「村山談話」の枠内とする方針。また、戦後は良好な日韓関係が続いていることも明記し、未来に向けて前向きなメッセージも盛り込む方針だ。

 韓国国内では政府や研究者、市民団体などから、首相談話を求める声が強まっている。韓国政府は、談話が出るなら15日の「光復節」の前が望ましいとの意向を日本政府に伝えていた。

http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201008040477.html(朝日)

 また図に乗って、余計なことをしてくれます。ネットでは、「さらなる賠償を認める」「慰安婦の軍による強制連行を事実と固定化する」などの懸念と不安がかけめぐります。一方、韓国や中国では、大きく期待が高まっていたようです。上記記事に「韓国政府は、談話が出るなら15日の「光復節」の前が望ましいとの意向を日本政府に伝えていた。」とあるように時期について注文がついているくらいです。裏では相当な内容に関する要求があったことと推測できます。こういう風に甘やかしていたから、現在の韓国が慰安婦、徴用工判決、レーダー照射のように日本側への要求がエスカレートしているのです。

さて、この談話に前提には、先駆けて発表されている二大売国談話があります。「河野談話」と「村山談話」です。次は、まず二つの談話を見ていきます。

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